DV夫から逃げたいのに逃げられない。その裏に隠された深層心理とは 家族のトラブル
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離婚したい。だけど、DV夫はそれを拒否・・・その最悪の結末は

莉子さんはまだ幼い子供を連れて、離婚を決意。
しかし、離婚の話をしようとすると洋太さんは聞く耳を持たず、
怒りに任せて暴力を振るい、話し合いはなかなか進みませんでした。

どうしようもなくなった莉子さんは
子供を連れて実家に帰り、離婚調停を申し立てました。

しかし洋太さんはDVを認めず、離婚を拒否。

離婚調停が始まって8カ月ほど過ぎたときに、
一度子供に会わせるために、莉子さんは洋太さんと連絡を取り、
なんと引き戻されてしまいました。

そのころ、実家ではお父さんの転勤が決まり、引っ越しをすることに。

何かとバタバタとしているうちに結局莉子さんは、
洋太さんの元から実家へ帰って来れずとなってしまっていました。

家族とも音信不通に。DV夫しか頼る人が居ない?


それから1年が過ぎ、幾度となく莉子さんに連絡を取ろうとしていた母ハツ子さんですが、携帯電話の番号も繋がらなくなっており、まったく手掛かりがないままだったといいます。

今回、娘の莉子さんがその後どうなったかを知るために、探偵に調査を依頼。
場合によっては、助け出したいとのことでした。

その後、ほどなくして莉子さんの居場所が判明。
莉子さんは自らの意思で洋太さんと暮らしているとのことでした。

しかし、DVを受けている様子も見受けられ、本当のところはわかりません。

これから、ハツ子さんは、莉子さんと2人で話す機会を設けて、
この1年のことや離婚調停が途中で終わってしまったことについて聞いていくとのことです。

DVを受けていると、「お前が悪い」「お前のためだ」などと暴力を正当化されたり、
暴力の後に「愛している」と優しくされたりなど、一種の洗脳のような形で
DVを受けている相手から離れられなくなってしまうケースもあります。

DV被害を受けていても相談できないという人もいると思います。

どんな理由でも、暴力を振るうことはいけないことです。
ましてや、愛している妻や子供に暴力を振るうなんて、言語道断ですよね。

莉子さんが本当の意味でDVから解放されるためには、
今後、家族のケアが必要かもしれませんね。

(2017.10.31)

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