18歳年上の彼女の言いなりに!?
彼女と会うと言って出掛けた日、幹久さんは家に帰って来ませんでした。
心配になった妙子さんは、何度も電話をかけましたが
幹久さんが電話に出ることは一切ありませんでした。
そして次の日、幹久さんは朝帰り。
あまりうるさく言うのも良くないとは思いましたが、「電話に出ないと心配する」ことを伝え、
好きな彼女とのことはどうだったのかと質問。
すると幹久さんは昨日は彼女と一緒にいて、結婚を前提に付き合うことになったと言い、
「彼女が、何度も電話してくるお母さんはおかしいと言っていた」と妙子さんに食って掛かって来たそうです。
よくよく聞いてみると、彼女は現在41歳で子供が3人いるとのこと。
その子供のためにも裏切ったら地獄に落ちるなどと言われているようで、
幹久さんは彼女の言うことを信じているようでした。
彼女に誘拐された息子の行方は・・・
妙子さんは、彼女との交際をもう少しゆっくり考えたほうがいいのではないかと説得。
幹久さんが落ち着いてきたある日、彼女が突然家にやって来て、
幹久さんを車に乗せて、そのままどこかへ連れて行ってしまいました。
3日程連絡が取れない日が続いたので、
妙子さんは警察に届ける前に探偵に調査を依頼しました。
その日のうちに市内のホテルで発見されましたが、幹久さんは彼女と離れることを泣いて拒否。
一度は帰ってきましたが、彼女と毎日会うようになってしまいました。
それと同時に、幹久さんが家で荒れる日も多くなったと言います。
共依存のようになってしまった2人の行方は
妙子さんは、彼女がどんな暮らしぶりをしているか再度探偵に調査を依頼。
すると子供を頻繁に実家に預け出かけており、幹久さん以外にも親密そうな男性がいることが発覚。
挙句の果てに幹久さんを連れ、2人で暮らすための家を探していることが分かりました。
妙子さんは彼女の言いなりのようになってしまっている幹久さんを、
彼女から引き離したいと思っているそう。
恋をしてほしい反面、知的障害をもつ幹久さんが
今の彼女とうまくやっていくのは難しいと感じている妙子さん。
幹久さんには妙子さんの気持ちを理解するのは難しいかもしれませんが、
いつか妙子さんの判断が間違ってなかったと思える恋人に出会える日が来るといいですね。
(2017.11.21)