一発逆転!20年苦しんだモラハラ夫から脱出できたその方法とは? 家族のトラブル
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モラハラ夫が離婚をさせないためにとった手段

次の日、毅さんは家に帰ってくるなり
「子供はお前が勝手に生んだんだから、養育費も慰謝料も払わない。
周りからの目があるので離婚はしない」とだけ言い放ち、
自分の寝室へこもってしまいました。
そして次の日の朝、起きてこない毅さんを不審に思い友美さんが寝室を見に行くと、
そこに毅さんの姿はなく、身の回りのものが持ち出された形跡がありました。


友美さんが慌てて毅さんの携帯電話に電話をすると
「お前が離婚のことを取り消し、結婚生活をやり直してくださいと土下座して謝るまで、
家には帰らない。子供の生活のことを思うなら早くしろ。このことは誰にも言うな」
と言い、その日から本当に家に帰ってこなくなりました。
そして、電話をしてもコールはするものの電話に出ることはなく
「うるさい」などとメッセージで返信がくるように。
毅さんはIT関係の仕事をしていて、パソコンさえあればどこにいても仕事ができます。
毅さんの性格上、このことを誰かに話しているとは考えられず、
今まで通りに仕事はしていると思われました。
毅さんが出て行ってから生活費を入れてもらえず、
「生活費を入金するのは俺が家に戻った時だ」とだけメッセージが届き、
それは友美さんが離婚を取り下げ土下座して謝ることを意味していました。

入金がなくなったことは確かに困りましたが、
毅さんがいないことで友美さんの精神的苦痛はかなりなくなっていました。
友美さんはさらに強く離婚を決意。
このまま、毅さんの思い通りにはさせないと決めました。

モラハラ夫の思い通りにはさせない!

しかし、警察に届け出をしても、連絡が取れていることで
「夫婦喧嘩」程度にしか受け取ってもらえず、
毅さんの両親も「友美さんの浮気が原因で毅が家に帰れていない」と嘘を聞かされており、
生活費のことなどは、取り付く島もありませんでした。

自分の両親に相談すると、
「費用は協力するから、離婚をするために、毅さんの居場所を探そう」
と探偵事務所に家出人捜査を依頼することをすすめてくれました。
そして調査の結果、毅さんが寝泊まりしている場所が分かりました。
と同時に、探偵事務所から弁護士を紹介してもらい、これまでの事を相談して、
離婚するための方法や子どもたちの養育費がきちんと支払われるための準備を進めることが出来ました。
両親に付き添ってもらい、毅さんのところに書類を持って離婚の交渉に行ったとき、
毅さんは下を向き黙って話を聞いていたそうです。
友美さんは当面の生活費を支払う書面にサインをもらい、
このまま離婚の調停を進める旨を伝えました。

毅さんから解放された友美さんが、この先心から幸せと思える人生を送れるといいですね。

(2018.07.23)

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