こんにちは。らむねです。
婚姻届を提出して入籍をするか、入籍をしない事実婚。どちらを選ぶかは本人たちの自由ですが、
この違いは本当に紙1枚だけの違いでしょうか?
子どもができたら? 苗字は? 別れるときは?
今回は、その1枚の婚姻届けをめぐるカップルのお話です。
紙1枚の入籍にこだわらない? 子どもができたのに入籍したがらないその理由とは?
大畑梓さん(27歳)は、地元の大阪を離れ、
現在は神戸で一人暮らしをしています。
梓さんは24歳まで実家暮らしだったので、
一人暮らしを始めたばかりの頃は何もできずに苦労しましたが、
今では家事全般すっかり得意になりました。
梓さんは仕事帰りに料理教室に通うなど、花嫁修業もしっかりしていました。
昔から結婚願望の強い梓さんですが、交際相手と1年以上続いたことがなく、
交際が長続きしないことが悩みでした。
次にお付き合いをする人には、結婚を前提に交際したいと思ってもらえるよう、
花嫁修業を続けること早一年、
梓さんにもついに運命の出会いが訪れました。
梓さんの彼氏・和嘉さん(28歳)は、総合職のサラリーマン。
仕事が忙しい和嘉さんと会うのは、ほぼ梓さんの家。
そのまま泊まっていくことが多く、交際3か月で半同棲状態に。
梓さんは、和嘉さんのために毎日料理をして、
休みも和嘉さんの予定に合わせるようにしていました。
そして、交際7か月で梓さんは妊娠。
梓さんはすぐに和嘉さんに妊娠の報告をしました。
妊娠は喜んでくれたけれど……
和嘉さんは、妊娠の報告を聞いてとても喜んではくれましたが、
梓さんに
「もちろん子どもを産んでほしいと思っているし、一緒に育てようとも思ってる。
だけど、僕は事実婚と言う形にして入籍はしたくない。
外国では、珍しい事ではないし、それでいいよね」
と、言ってきたのです。
梓さんは和嘉さんと別れることも、子どもを産まない選択をすることも考えられなかったので、
「一緒に居られて、子どもも一緒に育てられるなら形にはこだわらない」と、
そのことを了承。
すぐに両親にもそのことを報告しました。
入籍はしないという彼との子どもを出産する……本当にそれでいいの?
(2018.09.21)