こんにちは。らむねです。
親元を離れて上京して、一人暮らしをする人も多いですが、
兄弟・姉妹で住んでいる人も多くいます。
身内が近くにいる心強さや防犯面でも安心感はありますが、
身内だからこそ煩わしく感じたり、喧嘩することもありますよね。
今回はそんな同居姉妹のお話です。
将来の夢のためにキャバクラで働いていたはずが……稼いだお金はどこへ?
秋元智子さん(27歳)と妹の久美さん(20歳)は、
北海道の実家を離れて、現在仙台で2人暮らし中。
智子さんは就職で仙台に出て一人暮らしをしていましたが、
久美さんが進学で仙台に来ることをきっかけに、
親からのお願いもあり姉妹で住むことになりました。
久美さんは、学校が合わずに1年生の秋には自主退学してしまいましたが、
北海道に帰ることはなく、バイトをしながら智子さんとの2人暮らしを続けていました。
久美さんは学校を辞めてからバイトを始めたカフェで、
バイトリーダーになるほどまじめに働いていました。
そして、久美さんにはいつしか「将来は自分の店をもちたい」という目標が出来ました。
昼と夜に働き始めた妹
自分の店を持つために、久美さんは昼間はカフェで働き、
夜も週に3回キャバクラで働くようになりました。
智子さんは、久美さんの体を心配し、反対しましたが、
久美さんの意思は強く
「効率よくお金を貯めるためには、これが一番いいから」
と、意見を曲げることはありませんでした。
しかし、キャバクラで働きだして4か月が過ぎる頃には、
久美さんはカフェの仕事よりもキャバクラでの仕事を多く入れるように……。
指名を取るために必要だからと家にいるときもずっとスマホをいじり、
以前よりも髪の色もネイルも服装もみるみる派手になっていきました。
さらには、「絶対しないと決めている」と言っていたはずのアフターもするようになり、
酔っぱらって帰宅し、そのままリビングのソファーで寝てしまうことも増えました。
智子さんはそんな久美さんを見て、
(このままでは、本来の目的を見失ってしまうのでは?)と心配をしていました。
そして智子さんが心配していたことが、現実に起こります。
(2018.09.28)