家に頻繁に出入りする理由のある不倫女
それは最近晁生さんが新しく保険に入りたいと言っていた、生命保険の営業担当の女性でした。
今は菜穂さんの知り合いの保険に入っているので、新しい保険に関しては保留にしていましたが、
営業で来ていた女性が晁生さんの不倫の相手だとは全く気が付きませんでした。
さらに不可解なことに晁生さんは
「父子家庭だと嘘をついて自分から彼女と関係を持った」と言うのです。
確かに、家で仕事をし、保育園のお迎えにも行ってくれていましたが、
家に来たことがあるなら妻帯者だと気が付くのではないかと菜穂さんは感じたと言います。
離婚をするには子供も小さく、どうしていいか混乱した菜穂さん。
心の整理がつかないまま、その日はそれで話を終えたと言います。
次の日、晁生さんから「彼女とは別れた」と報告がありました。
菜穂さんは信じることができなかったので、彼女と直接話したいと言うと
「彼女は僕が結婚をしていることは知らなかったから、話をするとこちらが不利になる」と言うのです。
別れたからと言ってチャラにはならない
しかし携帯ばかり気にする晁生さんを菜穂さんは信用出来ません。
菜穂さんは弁護士の無料相談などにも行きましたが、
まずは証拠をとって真実をはっきりさせるべきだと言われ、
探偵に調査を依頼することにしました。
調査の結果、菜穂さんのいない昼間に晁生さんと彼女がまだ会っていることが発覚。
家にも上がり込み、さらに晁生さんはいつも通り左手の薬指に指輪をしたまま会っていました。
既婚だと知らないという信憑性はなくなりました。
2人で口裏を合わせて嘘をついていたことが分かり大きなショックをうけた菜穂さんですが、
子どもたちのためにも相手と夫から慰謝料をとり、2人を別れさせると言っていました。
これからが大変になるかもしれませんが、
4人の子どもたちのためにも強い母として戦ってほしいですね。
(2017.11.28)