あの時、ああしておけば・・・タラレバ不倫男の寂しい結末 男と女のトラブル
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妻とはうまくいっていない、別れると言われた言葉を信じた不倫女

真澄さんに「妻とはうまくいっていない。本当に好きなのは真澄さんだ」と伝えていた武さん。
そして、それを信じ妻と離婚をしてほしいと願う真澄さんは、
付き合って半年が経った頃、武さんの子どもを妊娠。
武さんに産みたいと打ち明けました。

そのころ、武さん夫婦にもある心境の変化が起きていました。
「もう一度子どもを産みたい。」
妻が浮気に気付いていることは明白でしたが、それに関しては一切触れることなく、
ただもう一度2人の子どもが欲しいと伝えてきたと言います。

そして武さんもそれを承諾。
真澄さんのことは気になってはいましたが、妻とやり直すきっかけになるかもしれないと、
病院に通い2人目を妊娠するために夫婦で努力を始めたところでした。

不倫相手とうまく分かれて、妻とやり直そうとした結果・・・

妻と2人目の子どもを望んでいた矢先に、不倫相手に子どもができてしまった武さん、
急に自分との結婚を急かす真澄さんのことを、猛烈に疎ましく感じ始めたと言います。

一刻も早く別れたいと思った武さんは
「病院代は払うから、子どもは諦めてほしい。君を傷つけたことを別れることで償いたい」
と伝えたそう。

しかし、武さんの想い通りに事が進むわけもなく、真澄さんは「離婚すると信じていた。子どもは産む。」と言い、
さらに「子どもを堕ろせと言うなら、奥さんにすべてを言う」と言い始めました。
それだけは避けたかった武さんは、何度も話し合った結果、
「子どもを産むことを承諾はするが、認知はしない。この子の父親が誰かを口外しない」
と誓約書を書いてもらい、200万円の慰謝料を払うことで、話を収めたと言います。

真澄さんはその後、仕事も家も変え行方知れずとなってしまいましたが、
武さんは心のどこかでホッとしていたと言います。

しかし、その後も妻との間に子どもができることはなく、
長引く不妊治療にお互いの心は疲弊していってしまったと言います。

そして妻から離婚を申し立てられ、武さんはそれを受け入れました。

離婚してから思い出すことは、真澄さんのお腹に出来た子どものこと。
どうしてあのとき、あんなひどいことをしてしまったのだろうと後悔の念と、
もし自分の子どもがこの世の中に居るならば、一度は会ってみたいとの思いが
日々頭の中で膨らんでいったと言います。
そして、自分の子どもをきちんと認知してあげたいと思い
真澄さんの所在調査を探偵に依頼しました。

現在真澄さんは3人の子どもの母親。
武さんと別れ、一人で子どもを出産してすぐ良い人に巡り合ったと言います。
一番上の子も自分の子どもとして籍に入れ、
その後に生まれた兄弟と5人家族で幸せに過ごしていることが分かりました。
当然、真澄さんは武さんと会うことを拒否。
電話で話すことだけは承諾を得て電話をかけてもらいましたが、
番号は非通知で、会うことはもちろん居場所を伝えることも拒否したと言います。

苗字も変わり、子どもの名前もわからない武さんは、
探すすべがなくなってしまいましたが、
今、真澄さんと子どもが幸せならそれでいいと思えたと言います。

自分の身勝手から全てを失ってしまった武さん。
今となっては後悔をしていると言いますが、まさに「後悔先に立たず」。
子どもも妻も失ってしまった人生を見つめなおして
同じ過ちを二度と繰り返さないようにしてほしいですね。

(2017.12.05)

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