幸せを一瞬で打ち砕いた浮気の密告文。その時妻は・・・? 男と女のトラブル
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証拠写真まで!密告文の目的は?

平和で幸せだった芹佳さんのもとに届いた密告文の差出人は不明。
消印は同じ市内だったと言います。
そして、どこにでも売っている茶封筒に入れられ、
無機質な白い紙にパソコンで打ったと思われる文字で、
淡々と宗次郎さんの浮気について記載されていたそうです。

そこには、浮気相手の事も書いてあり、決定的な浮気の証拠写真までありました。

そして最後に
「私は奥さんの味方です。不倫をしている旦那さんが許せません。真実を知り、幸せになってください」
と書いてあったと言います。

芹佳さんはパニックに陥り、
その日のうちに宗次郎さんに密告文を見せ、問い詰めたと言います。すると宗次郎さんは
「くだらない!こんなのはいたずらだ。俺たちのことを妬んでいる奴の仕業だから無視をしろ!」
と、見たことがないくらいに激高したそうです。

その姿に芹佳さんは逆に怪しさを感じたと言います。

宗次郎さんは営業職なので、もともと家に帰ってくる時間は決まっていませんでした。
そのため、帰りが夜遅い日もさほど気にしたことはなかったと言います。
月に数回ある飲み会や接待の時には、車通勤のため会社に泊まっていたことや、
休日の接待ゴルフがこの半年増えていたことなども、今までは心の底から信じていたので
何も感じなかったことが、突然怪しく感じられたと言います。

密告文はいたずら?なかったことにする夫と気になる妻

密告文の事件以降、お互いそのことに触れることはなく、生活はまた平和に戻っていましたが、
芹佳さんの心中はずっと穏やかではなかったと言います。
夜も眠れず、宗次郎さんの一挙一動を気にしてしまうようになり、
真実を確かめたいと探偵に浮気調査を依頼しました。

調査の対象日は、飲み会で会社に泊まることになっている日。
その日の仕事終わりから宗次郎さんを調査したところ、
宗次郎さんは飲み会ではなく女性の家に帰っていました。
しかもその女性は密告文に書いてある女性と一致。
密告文は真実でした。

芹佳さんはこの結果を知って、宗次郎さんに話すべきか、
それともこのまま様子を見て不倫を止めさせることができないかを考えると言っていました。

不倫の事実を知っても、宗次郎さんのことが好きで別れたくはないという芹佳さん。
密告文の犯人の目的は分からないけれど、
自分の力で宗次郎さんを取り戻したいと言っていました。

密告文が来た場合、それは高い確率でクロだと言います。
芹佳さんに愛想をつかされる前に、
宗次郎さんには自分のしていることの重大さに気が付いてほしいですね。

(2018.01.15)

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