心の隙間に入り込んだ「居場所」はそばで支える妻ではなくて不倫相手だった！？

心の隙間に入り込んだ「居場所」はそばで支える妻ではなくて不倫相手だった！？男と女のトラブル

急激に縮まった職場の同僚との距離

プライベートで職場の同僚との付き合いをするようになった実さんは、
復帰後2か月目にその同僚たちと温泉旅行に行きました。
しかしその温泉旅行から帰ってきた実さんは、
ジップロックに入った手作りのお菓子を持って帰って来ていました。
不審に思った久美さんは、そのお菓子について実さんに聞いてみましたが
「なんでそんなこと聞くの？なんでもないよ」とはぐらかされ、はっきりとした答えは返ってきませんでした。
それからも休日に同僚と遊びに行くと出かけては、
大型スーパーに行ってきたと言って購入したものを小分けにして持って帰って来たり
見たことのないアクセサリーをして帰って来たりするように……。
久美さんは、実さんに他に女性がいるに違いないと疑いはじめました。

そんなある日、職場復帰後一度もなかった「休日出勤」が突然決まったという理由で、
実さんが出かけて行った日に、久美さんは実さんの勤務先の営業所を見に行きました。
しかし、営業所はお休み…
中までは確認できませんでしたが、電気が付いている様子もなく、
誰もいないことは明らかでした。

うつ病の夫に気を使い支えてきた妻、それなのに…

うつ病発症後、実さんは家でもちょっとしたことでふさぎ込んだりするようになっていたので、
実さんの意に反するようなことはなるべくしないよう、久美さんは気をつかって接していました。
もし浮気が誤解だったら、実さんがショックを受けてまた再発してしまうかもしれない…　
でも、誤解ではなく本当に浮気をしていたら・・・そう思いながらも確証がないため疑惑を問うこともできず
悩んだ末に、どうしても真実は知りたいと実さんの浮気調査を探偵に依頼しました。

調査の結果、実さんは営業所にいる女性と不倫関係になっていることが分かりました。
女性は未婚・一人ぐらしをしているため、休日はそこに入り浸っているようでした。

調査報告書で女性に甘えている実さんの姿を見た久美さんは大きなショックを受けました。
しかし久美さんは、実さんのメンタルが傷つかないよう証拠をつかって力ずくで引き離すことはせず、
実さんとその女性とを少しずつ引き離していくようにすると言っていました。