半年間妻をだましきった不倫夫。その手口と妻の反撃 男と女のトラブル
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実はバスケの練習には行っていなかった!?

ある日、美希さんが近所に買い物に行く途中、聡さんのバスケ仲間にばったりと会いました。
すると、そのバスケ仲間が「聡さん、調子大丈夫ですか?」と聞いてきたのです。
美希さんは何のことかよくわかりませんでしたが、その人の話をまとめると、
聡さんは半年ほど前から腰が痛いという理由でバスケの練習に来ていないとのことでした。

美希さんはその夜、聡さんに
「今週末はバスケあるの?」と聞いてみました。
すると、聡さんは当たり前のように
「うん。いつも通りだよ」と返事をしたのです。

美希さんは聡さんがバスケだと嘘をついてどこかへ出かけていると確信。
思い返してみれば、半年前くらいに「突き指をした」と結婚指輪を外して以来、
ずっと指輪もしていませんでした。
さらに、同じ頃から平日は「残業」と言って帰りが遅い日も増えていました。

点と点が線でつながった瞬間、妻の反撃開始

いくつかの嘘が頭の中でつながり「浮気」を確信した美希さんは、
聡さんの行動を毎日チェックすることにしました。
しかし、残業という日はなかなか事前には分からず、
バスケと言って出かけた日の帰りの時間はいつもだいたい決まった時間で、
決定的な証拠をつかむことはできませんでした。

聡さんを問い詰めたところで、絶対に嘘をつかれると思った美希さんは、
決定的な証拠をそろえて聡さんと話をしたいと思い探偵に浮気調査を依頼することにしました。

残業になった日とバスケの日を重点的に、数日間にわたり調査したところ、
平日の残業の日は会社の後輩の女性と外食、
バスケの日はその女性の家に行っていることが分かりました。

美希さんは半年もの間、騙されていることに全く気が付いていなかったこと、
ずっと嘘をつかれていたことに大きなショックを受けましたが、
「このままでは終わらせたくない」とすぐに弁護士に相談をしました。

不倫に夢中の2人に制裁

美希さんが浮気調査で得た報告書を聡さんに見せたところ、聡さんはあっさりと不倫を認め、
美希さんに「報告書のとおりだ。離婚してほしい」と言ってきたそうです。
しかし、美希さんは「不貞をした側からの離婚は認められない」と離婚はしないことを
伝えたそうです。
相手の女性も最初は「聡さんと私は本気です。離婚してあげてください」と食い下がっていましたが、
美希さんが、慰謝料の請求・会社への報告・親御さんへの報告をするつもりだと伝えると
「親に言うのだけは勘弁してほしい」と泣きながら、美希さんの作った「誓約書」に判を押し、
慰謝料を払う約束をしたそうです。
美希さんは、聡さんと不倫相手の思い通りになんてさせないと言っていました。
今の美希さんは離婚をしないことが一番の復讐となっているようです。
聡さんと不倫相手は美希さんの監視のもと、もう二度と会うことはできないでしょう。

(2018.06.07)

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