自分がしたことをされただけ……不倫の因果応報は本当にある? 男と女のトラブル
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もう不倫を繰り返させない

昌代さんは、豊さんの不倫を知りすぐに相手の女性を呼び出しました。
相手はバツイチで子どももいる女性。
自分が豊さんと出会った時と同じ立場のその女性は、不倫を認め、
豊さんと一緒になりたいとまで言っていましたが、
昌代さんは「豊さんとは別れない」ことを決意。
豊さんにもその旨を伝え、
慰謝料などは請求しない代わりに2人には「二度と会わない」という内容の誓約書を書いてもらいました。

しかし、それから1年後、また豊さんがその女性と2人で会っていることが発覚しました。
昌代さんと子どもが豊さんのスマホでゲームをしているときに、
その女性からのラインが来たことが発覚のきっかけでしたが、
豊さんは昌代さんに「こそこそ人のことを詮索するな」と執拗に怒鳴り、
その日はそのまま無言で寝てしまいました。
それ以来、疑わしいと思われる行動はたびたび見られました。
昌代さんは、そのことについて豊さんとちゃんと話をしたいと思っていましたが、
不倫が発覚して以来、豊さんは昌代さんのことを無視したり、
ちょっとしたことで昌代さんを執拗に責め立てたりするようになっていたため、
「また、しつこく怒鳴られたり不機嫌になられたら」と思うと、
日々の生活の中で不倫の話をすることが出来ずにいました。

変わらない夫とのこれから

その後も豊さんの不倫とモラハラのような行為は続き、
いつしか昌代さんの頭には「離婚」の2文字が浮かぶように。
そして、今後の自分の生活や子どもの養育費を取り損ねないためにも、
今の不倫の証拠をしっかりととっておきたいと思い、探偵に浮気調査を依頼しました。
調査の結果、職場の不倫相手とまだ続いている証拠をとることができました。

昌代さんはそれを見て、自分のしたことが自分にも返ってきたのだと感じたそうです。
そして、夫との離婚を決意。
夫は「離婚はしてもいいけれど、もう、金なんてないよ」と言っていましたが、
昌代さんは裁判を起こし、豊さんと不倫相手に慰謝料を請求。
養育費などもきちんと取り決めました。

豊さんは、離婚後またすぐに、その女性と再婚したそうです。
昌代さんは、これからは、3人の子どものために生きると言っていました。
昌代さんにとっては因果応報な出来事だったかもしれませんが、子どもに罪はありません。
子どものためにも、昌代さんにはしっかりと前向きに生きて行ってほしいですね。

(2018.07.05)

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