妻はどこまで本当のことを言っているの?
次の日、利治さんが会社の昼休み中にインスタグラムを見ていると、
友美さんが「昨日は楽しかった」と、顔の写ってない女性3人と、
レストランの画像をアップしていることに気が付きました。
それを見た利治さんは(思い過ごしだったのかもかもしれない・・・)と、
友美さんを追求するのはやめることに・・・。
しかし、それからも友美さんの外出が減ることはなく、
夜に、「ちょっと会社に忘れものをしたから取りに行ってくる」と言って
財布と携帯だけを持って出かけていき何も持たず手ぶらで帰ってくるなど、
つじつまの合わない行動をするようになったのです。
ある日、利治さんが晩酌で焼酎に入れる氷を取ろうと冷凍庫をあけると、
そこには大量の高級アイスが入っていました。
子どもたちに「このアイスどうしたの?」と聞くと、
「宅配のお兄さんが持ってきてくれた」とのこと。
さらに、子どもたちの話からその宅配のお兄さんも一緒に
みんなでアイスを食べたこともわかりました。
利治さんが、
「今日、友美の同僚が家に来ましたか?」と、お義母さんに聞くと、
あきらかに動揺した様子で「えっ?知らない・・・。」と言葉を濁されたのです。
やっぱりこれは怪しい、友美さんは職場の男性と浮気をしていると利治さんは推測しました。
やっぱりおかしい! 白黒つけたいと思った夫
利治さんは真実を知るために、探偵に浮気調査を依頼しました。
調査の結果、友美さんはパート先の運送会社で働く男性と不倫をしていることが発覚。
利治さんが予想した通りでした。
さらに夜に会っているだけではなく、仕事を終えると一緒に帰宅し、
友美さんはその浮気相手を家に上げ、子どもたちはいつもお菓子をくれるお兄さんと慕い、
お義母さんとも親しくしていることがわかりました。
利治さんは、友美さんの行動は許せない!と怒りをあらわにしていました。しかし、
2人の子どもがまだ小さいことと、この家は友美さんの実家に自分が建てたということもあり、
怒りを抑えながら、離婚はしないで対処すると言っていました。
まずはその男性に慰謝料を請求し、
友美さんに関してはこれから、どうするかを考えるそうです。
不倫していた事だけでも道理に外れた行為であるのに
自宅に招き入れ子どもと母親までも巻き込んでいた友美さん。
友美さんには、このことを知った利治さんの気持ちをよく考えて、
2度と繰り返すことがないよう十分に反省してほしいですね。
(2018.10.15)