結婚生活の半分以上が別居生活の夫婦がたどる末路はハッピーエンド?それとも…… 男と女のトラブル
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クレジットカードの履歴に変化が

宏太さんは、ここ5年の彩香さんのクレジットカードの利用履歴から、
隣の市に引っ越したのではないかと思っていました。
これまで利用履歴のほとんどが、彩香さんの実家付近だったのに
5年程前から隣の市のレストランや、大型商業施設での利用履歴がほとんどになっていたからです。

そしてもう一つ、宏太さんは「彩香さんが男性と同居しているのではないか」とも感じていました。
それは、彩香さんに連絡をすると「パートをしている」とは言うものの、
いつ電話をしても家に居ることが多く、1人で暮らせるほどの収入があるとは思えない。
また、クレジットカードで支払っているレストランの利用履歴も
2名分と思われる金額のお会計が多く、デートで行くようなレストランばかりだからです。
約20年間の別居期間中で月に10万円程の利用、
約2000万円を一体、何に使っているのか・・・。
ほかの男性のために自分のお金が使われているのではないかと考えると、
宏太さんは悔しさがこみ上げてきて「どうにかしないと!」という思いが強くなりました。

別居している妻はなにをしている?

定年が数年後に見えてきた宏太さんは、退職金をもらう前に真実を知って、
今後のことをきちんと考えていく為に、探偵に浮気調査を依頼することにしました。

調査の結果、彩香さんは隣の市で男性と一緒に暮らしていました。
周囲の人には「夫婦」だと言っていて、苗字も男性の苗字を名乗って生活していたのです。
相手の男性は彩香さんの学生時代の友人でバツイチ。
今住んでいる所には、2人で一緒に引っ越してきたとのことでした。
この結果を見て宏太さんは「そうですか」と、冷静に報告書を見ていました。
そして、不貞の証拠を武器に、離婚を要求すると言っていました。
財産分与や慰謝料については弁護士と相談して、
宏太さんが有利になるように話を進めていくそうです。

長い別居生活だったとはいえ、離婚をしていなければ「既婚者」です。
ほかの男性と「夫婦」として暮らし、別居中の夫のカードを生活費として使い続ける……。
そんな話が許されるわけがありません。
彩香さんは、自分が置かれている立場をきちんと理解して、
この件に関して真摯に受け止め対処してほしいですね。

(2018.10.24)

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