家での会話は激減
登紀子さんのカバンから避妊具を見つけた事で、突然、登紀子さんの行動が気になり始めた一海さん。
改めて妻の、女性としての一面を見た一海さんは、自分の目の届く範囲に登紀子さんを置いておこうと考え、
自分の会社で働いてみないかと提案をしました。
一海さんは、ずっと専業主婦でやってきた登紀子さんが働く事にすんなり同意するとは
思っていませんでしたが、返事は「週に3回のパートなら」と、意外にも、あっさり働く事になりました。
子ども達の夕飯の準備に間に合うように帰ることを条件に一海さんの会社でパートを始めた登紀子さん。
すぐに昔からいるパートさんや社員さんと夫を立てる良い妻として慕われ、
仲良くなっているようでした。
しかしその反面、家での夫婦の会話は仕事の話になりがちに。それが原因で口論になることも増え、
登紀子さんは、一海さんと一緒にいてもスマホをいじっていることが増えました。
信じたくはないけれど、やっぱり浮気?
夜遅くまでスマホをいじり、平日の昼間は「友人とランチ」という理由で
家を空ける事が多い登紀子さんを、一海さんはまだ疑っていました。
そして一海さんが再度登紀子さんのカバンをチェックすると、
以前避妊具が入って居たポーチに、以前のものとはあきらかに違う避妊具が入っていたのです。
登紀子さんの事を疑いたくはないけれど、避妊具をどこかで使っている可能性が高いと感じた一海さんは、
悩んだ結果探偵に登紀子さんの浮気調査を依頼することに。
不倫を止めさせる為に証拠を取りたいと考え、パートの日以外が怪しいと予測し、調査してもらう事に
しました。
調査の結果、登紀子さんは平日の昼間、近所のバーで働く男性の家に行っている事が分かりました。
その男性の家の鍵も持っているようで、2人の関係が深い事は明らかでした。
一海さんはその報告書を見て、「やっぱりそうだったのか・・・」と落胆していました。
調査結果を知る前は、多感な時期の子ども達の為にも早く不倫を止めさせて、
夫婦関係を再構築していきたいと考えていましたが、
目の前の証拠を見て「弁護士に相談し、親権を取って離婚をしたい」と考えが変わったそうです。
これまで専業主婦で何不自由なく生活をしてきた登紀子さん。
自分の身なりに気を使う事が出来たのも、平日の昼間に自由な時間が持てたのも
それは全て、一海さんの存在があったからこそ。
登紀子さんは、これから離婚を突き付けられ、親権までも取られてしまう可能性があります。
不倫の代償は登紀子さんにとって、あまりにも大きなものになるでしょう。
(2019.01.31)