子どもは誰の子ども!? 妻の浮気を怪しんだら……DNA鑑定をする前にできること 男と女のトラブル
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妊娠を喜ぶ夫

とは言え、夫婦関係が破綻していたわけではなく、一人目の子が2歳のときに
百合絵さんが二人目を妊娠したことが分かりました。
高広さんは妊娠を喜び 「ありがとう」と、百合絵さんに感謝し、さらに百合絵さんを気遣いましたが、
百合絵さんは妊娠してから常にイライラするようになり
更に高広さんに冷たく当たるようになりました。
そして「このままだと自分の精神的にも胎教にも上の子のためにも良くない」という理由で、
別々に居た方がいいと言われたのです。
高広さんはその言葉を、
車で2時間ほどの百合絵さんの実家に「少し早めの里帰り出産をしたい」と言われたと思い、
「そうだね、少し早いけど、それもいいかもね」とすんなり受け入れました。

しかし百合絵さんは実家には帰らずに、車で30分離れた町にアパートを借りて住んでいるようでした。

高広さんは、いろいろ納得がいかないながらも
「下の子どもが産まれるまで」と我慢をしながら百合絵さんの要求通りにしてきました。
そして、百合絵さんは別居中に下の子を出産。
しかし、立ち会うことを拒否され、その後会いに行くことも「辞めてほしい」と言われ、
高広さんが「子どもの写真を送らなければお金は振り込まない」と言ったことで、
2度程子どもの写真が送られてきましたが、それ以外の連絡は全て無視されるようになりました。
その後、間もなくして「離婚調停」の手紙が送られてきたのです。

違和感が確信に

驚いた高広さんは、「離婚って、一体どういうことだ!」と百合絵さんに確認しようとしましたが、
百合絵さんとは話すことが出来ず、子どもと会うこともできず……。
心身ともに疲弊し、「どうしたらいいんだ・・・」と日々悩み続けていましたが、
ある日、高広さんの友人や共通の知り合いから
「最近百合絵さんが学生時代の同級生の男性と一緒にいるのをよく見かける」という話を耳にしました。
その時、高広さんは「認めたくなかったある考え」がはっきりと頭に浮かびました。
それは百合絵さんの「浮気」。
突然の別居や離婚調停を申し出てきたこと以外にも、
下の子が上の子や自分と「全然似ていない」ことにも違和感を感じていたのです。
友人に「DNA鑑定」を薦められましたが、現在連絡もとれないような状況で
そんなことを言っても拒否されるのは目に見えている……。
高広さんは色々考えた結果、探偵に「浮気調査」を依頼して、
百合絵さんの不貞の証拠を掴むことにしました。

調査の結果、百合絵さんは「浮気相手」の男性と一緒に暮らしていることが分かりました。
そして下の子どもは「浮気相手」に似ている部分が多く、
高広さんは、がっくりと肩を落としていました。

しかし、弁護士の先生から「この報告書は、最大の武器になりますよ」と助言された高広さんは
「子どものためにもしっかりと”真実”を知って対処をしていきたい」と言っていました。
高広さんは自分自身と子どものために、しっかりと今後のことを決めていけるといいですね。

(2019.05.20)

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