妻がまさか……●●と!? 信じていた人達に裏切られたときに、泣き寝入りをしない方法 男と女のトラブル
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こんにちは。らむねです。
共に一生を送ると約束した結婚当初から離婚を考えていたなんて、常識では考えられませんよね。しかし、中には「離婚を前提とした結婚」をした人がいるようです。
今回はどうして結婚したのか不思議になる、夫婦のお話です。

妻がまさか……●●と!? 信じていた人達に裏切られたときに、泣き寝入りをしない方法

坂下健さん(42歳)は、妻・琴音さん(38歳)と結婚3年目、2歳になる男の子と3人で暮らしています。
健さんと琴音さんは同じ職場で出会いました。職場の人に特に秘密にしていたつもりはありませんでしたが、交際1年で2人が結婚を発表したときは多くの人に驚かれました。
特に琴音さんの同期からは「いつからですか?」「どっちからプロポーズしたんですか?」などの質問責めにあったほど。

妻について気になるあのこと

2人は多くの人に祝福されて結婚式を挙げました。
結婚後に琴音さんはグループ会社へ異動となり、妊娠をきっかけに産休・育休に入りました。

なにも問題がなさそうな2人ですが、健さんには気になっていたことがありました。それは交際時に琴音さんが喧嘩の度に毎回言う「好きで付き合ったワケじゃない」という言葉。
プロポーズ後は「結婚してもどうせ離婚する」、結婚式準備中は「結婚式なんて挙げたくなかった」、妊娠中に体調が悪く不機嫌なときは「あなたとなんて結婚したくなかった」と、ことあるごとに琴音さんは健さんとの関係を否定してきました。
健さんは、その度に「そんなこと、言うなよ」と琴音さんをなだめ、怒ることなく、接してきました。

子どもが産まれてから、喧嘩をすることは減りましたが、同時に会話も減っていきました。
そんな中、健さんは琴音さんのストレスが溜まらないように、休日は子どもを預かり琴音さんが外出できるように配慮をして、なるべく感謝の言葉を伝えるようにも心がけていました。

一方的な妻の主張

子どもに兄弟をつくってあげたいと考えていた健さんはそろそろ2人目を考えたいと、ある日琴音さんに相談してみました。すると琴音さんは
「全然子育てに協力的ではないのに、2人目なんて絶対いらない」
と乱暴に言い、それがきっかけで激しい口論に。そして、琴音さんは
「やっぱりもう無理。離婚したい」
と、また言い出したのです。
健さんは、「そうやってすぐに離婚と言うの、いい加減にしてほしい」と伝え、その日はそのまま話し合いを終了させて、お互い頭を冷やしたほうがいいと考えました。

しかし、琴音さんは、その日を境に頻繁に「離婚したい」と言うように。特に喧嘩をしたわけではないのに、なにかと文句をつけて「離婚したい」と言うようになりました。
健さんは、「子どもが小さいのに、すぐに離婚なんて言わないで」と琴音さんを冷静にたしなめましたが、琴音さんの態度が変わることはありませんでした。

つながった点と線

健さんの家庭がバタバタとしている時期、一緒に飲んだ同僚から、猪木部長が部下と不倫をしていた話を聞かされました。
奥さんに不倫を知られて離婚届けを突き付けられた猪木部長は、「許してほしい」とさんざん頭をさげて離婚は免れたものの、大変な修羅場だったとか……。そしてその結果お小遣いを減らされて、その時から社員食堂の安いランチしか食べなくなったいう話を面白おかしく聞かされたのです。
女性が少ない職場ではありましたが、同僚もその不倫相手が誰なのかは知らないようでした。しかし時期や年齢などを聞き、なぜか健さんは「琴音?」と直感したのです。
それは、琴音さんが結婚前、ことあるごとに「猪木部長、会社来てる?」「健と私のこと、猪木部長は知っているの?」「猪木部長は最近どんな感じ?」と言っていたことを思い出したから。

琴音さんは部署が違う猪木部長のことを何かと気にしていたにもかかわらず、結婚式の日は「ご無沙汰してます」と妙によそよそしく、健さんは何とも言えない違和感を覚えていたのでした。しかし幸せの絶頂だった健さんは、「同じ会社だしなぁ」と特に何も聞かず、今までそのことすら忘れていました。

考えないようにしていた妻の浮気

少し前から「女子会」が増えたことや、休日にも別行動をしたがること、何より夫婦生活を拒み、2人目の提案をしたら必要以上に激しく反論してきたことで、健さんは考えないようにしていた「琴音さんの浮気」ばかりを考えるようになってしまいました。
(もしも結婚前に不倫をしていたのなら、また浮気をする可能性があるかもしれない)
と、毎日問い詰めたい衝動にかられましたが、どう聞いたらいいのかもわからず、もし自分の勘違いだったら琴音さんを傷つけてしまうかもしれない……と結局何も聞けない日々。

そんな葛藤で押しつぶされそうになっているときに、ネットで「真実を知るために探偵の浮気調査を利用した」という記事を見つけました。
健さんは「これだ!」と、琴音さんが毎週決まって家を空け、帰りが終電になる曜日にピンポイントで浮気調査をすることにしました。

調査の結果、琴音さんはなんとまた、健さんの上司と不倫をしていました。
同僚の話だと、奥さんに不倫を知られた猪木部長は、会社を辞めない代わりに不倫相手とは手を切ったはず……。
しかし周りや行きつけと思われる居酒屋の店員さんへの聞き込みから、琴音さんと上司は昔から関係があり、しばらくは別れていたようでしたが、また最近になって復活していたということが分かりました。

健さんは報告書を見て「上司にも裏切られた気分です」と、激しく落ち込んでいました。そして、「子どものためにと思っていましたが、もう一緒にいることは無理です……」
と、離婚の方向で話を進めたいと言っていました。
これからどのように動くか、今後どうしていきたいかを考慮し、弁護士と相談して決めていくそうです。
琴音さんは結婚前から、健さんではなく「不倫相手」といつか一緒になりたいと考えていたのかもしれませんが、そんな都合のいいことが簡単にできるわけがありません。
琴音さんにはしっかりと現実を知ってもらい、きちんと不倫の代償を支払ってほしいですね。

(2020.03.09)

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