自分が過失の事故、どこまで慰謝料を払い続ければいい? その他のトラブル
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城田さんを襲う悪質な慰謝料請求の手口とは!?

城田さんは定期的に槇原さんの体を気遣う手紙を書き、
遅れることなく毎月1万5千円の慰謝料を払い続けました。

払い始めてから1年が経過しようとしたある日、
槇原さんの弁護士と名乗る男から電話がかかってきたそうです。

「回復をする見込みがなく、仕事もケガが原因で降格した。
月々の慰謝料を10万円にしてほしい」

こう言われた城田さんは、お詫びの手紙と共に、
今の診断書を送ってほしい旨を伝えましたが、返事が来ることはありませんでした。

さらに、支払いをしないと、裁判を起こし傷害罪で訴える。

と言われた城田さんは、月に10万円を仕方なく支払い続けることに。

妻にも言えずに、お金の工面に頭を悩ませながら払い続けること半年、
槇原さんの弁護士と名乗る男からまた、連絡がきたのです

「症状が悪化して、車いすになった。
損害賠償で訴えたいが、200万円の慰謝料を払ったら裁判沙汰にはしない」

額が大きく一人ではどうにもできないと判断した城田さんは妻と娘に相談。

まずは、事実を確認することに

慰謝料の額がどんどん増えていくことや、診断書をはじめしか見せてもらってないことに
不信感を感じた城田さん一家は、槇原さんの病状を調べることにしました。

すると、槇原さんは以前から勤めている会社を辞めることなく、
普通に生活をしていることが判明。
さらには、子どものサッカーチームのコーチをしていることも分かりました。
なんと後遺症どころか病院にも通っていなかったのです。

城田さんは証拠の写真と共に、慰謝料の請求は今後一切してこないようにと連絡。

自分に過失があったことも事実なので、警察には届けない代わりに、
本当に病院に通った分以外の慰謝料を返してもらう交渉をするそうです。

小さな事故だからと言って示談で済ませるのは危険だと、
改めて分かるエピソードですね。

(2017.09.28)

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