息子が騙されているかもしれない
相手との関係が出会って3か月ということも気になっていましたが、
それ以上にみどりさんが心配していることは、敏郎さんのお金のことでした。
電化製品や生活費、引っ越しにかかる費用について質問をしたときに、
「引っ越したら、生活費を相手に渡してやりくりしてもらう」と言うのです。
「ある程度、お財布は別のほうがいいのではないか?」と諭すみどりさんに対して
「生活費をお互いに同額で出し合って、そこで管理してもらうから全て出すわけでは無いよ」と、
何も気にしてない様子の敏郎さん。
このままではらちが明かないと思ったみどりさんは、
「保証人になるならその友人と話をさせてほしい」と提案しました。
そして、その友人と敏郎さんが一緒にいるときに、
電話で話をさせてもらうことになりました。
やっぱり怪しい!相手が見えない不安
しかし、電話をすると決めた当日に敏郎さんから、
「電話で友人と話をするのは無かったことにしてほしい。
保証人になれないなら、保証人の要らない物件を探します」
とメールが入ったと言います。
みどりさんはすぐに電話をかけましたが、敏郎さんとの会話の向こうで人の気配を感じ、
敏郎さんは早く電話を切りたがっていた様子だったと言います。
会うことも、電話で話すことも出来ない、この状況はやっぱりおかしい。
敏郎さんは騙されているのではないかと不安に思ったみどりさんは、
調査会社に素行調査を依頼しました。
結果は想像の斜め上の展開に・・・。
調査の結果、どうやら敏郎さんと相手の男性はお付き合いしているようだ、
ということが分かりました。
驚きの真実にみどりさんはかなり動揺しましたが、
なおさら、お金のことはちゃんとさせたいと、一度大阪に行って話をすることを決意したと言います。
敏郎さんが言えないことが多い分、
友人を疑い、
それでも同居のお金については諭したいというみどりさん。
しかし、2人が付き合っている件、内心本当に複雑だけれども、
告白を受けるまでは知らないふりを続けたいと言っていました。
(2017.12.28)