背筋が凍った恐怖体験
いつものように家に帰り、トイレに向かった時のこと、
トイレのドアを開けて純さんはぞっとします。
トイレの便座が上がっていたのです。
純さんは女性なので、掃除をする以外に便座を上げることはありません。
しかも日常的にトイレを出るときはふたを閉める習慣があるため、
どんなに急いでいても便座を上げっぱなしにするということはあり得ないことでした。
とっさに家中の電気をつけて、誰かいないかを確認したと言います。
すると、ウォークインクローゼットの電気も付いたままに・・・。
純さんは、朝起きてから家を出るまでの自分の行動を思い出したといいます。
シャワーを浴びて、朝食を食べ、家を出るときにいつも確認する火の元と電気の確認。
「ありえない・・・」
純さんは、すぐに警察に電話をかけたと言います。
何かが起きてからでは遅いのに・・・
警察はすぐに駆け付けてくれましたが、取られたものが何もないことや、
ストーカーにあうような身に覚えがないこと、人が入った証拠がないことから、
「パトロールを強化します。何かあったらすぐにこちらに連絡を」
と連絡先を渡し、帰ってしまったと言います。
純さんは自分が家にいない時が誰かにばれているのでは?と、
家に盗聴器が仕掛けられている可能性を疑い、探偵に調査を依頼しました。
結果、部屋に盗聴器はありませんでしたが、
心配がぬぐい切れないためにカメラを取り付けて、
監視調査に切り替えることにしたと言います。
本人の勘違いであってくれることが一番良いですが、
もしも誰かが侵入しているのだとしたら・・・何かが起きてからでは遅いですよね。
自分の身を守る方法の一つとしても、
盗聴器発見の調査や監視調査、見守り調査などが出来るということを知っていれば、
もしもの時に役に立つかもしれませんね。
(2018.01.17)