デートくらいなら・・・の出来心が招いた、「親世代の女性」との最悪の結末 その他のトラブル
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現れた女性は想像とは違い・・・

当日、大雅さんはユミさんと近隣の駅で待ち合わせをしていたのですが、
大雅さんはそこに現れたユミさんを見て、目を疑いました。
待ち合わせ場所に現れた女性は、どう見ても自分の母親ほどの年齢の女性だったからです。
同じゲームをしていたこと、アイコンや話の内容から、
すっかり自分と同年代だと思い込んでいた大雅さん。
ユミさんの年齢にすごく驚きましたが、それを態度に出すのは失礼だと思い、
出来るだけ普通に接するようにしました。

そして、2人は居酒屋へ。
ユミさんは、よく笑い、大雅さんのことをよく褒めてくれ、話は面白く、
想像していた以上に楽しい時間を過ごすことができました。
さらに「ここは私が払うよ」と食事代の支払いもしてくれました。

お店を出て歩き始めると、ユミさんから大雅さんに腕を組んできました。
大雅さんは「えっ?」と思い一瞬ビックリしたのですが、
振り払うのも悪いような気がして、そのままにしておくことに・・・

そして、駅に向かっている途中、ユミさんから
「まさかこのまま、帰らないよね?」
と言われ、それが何を意味しているのかとっさに理解した大雅さんは、
あわてて腕を振りほどき、「すみません」と
走ってその場から逃げて帰ってきました。

裏切ったから!?女性からの攻撃開始

すると、次の日、ユミさんからのチャットで、
「裏切り者」「この責任はとってもらう」「嘘つき」と、
立て続けに大雅さんをののしるメッセージが送られてきました。

昨日、自分の本名や住んでいる場所まで教えてしまっていた大雅さんは
「家族にバレたらどうしよう」と毎日不安で仕方がなく、
ユミさんから
「飲食代と私をだました慰謝料で30万円払え。振り込まなければ家に取りに行く」
と言われ、家族に気付かれる前に何とかしなければと急いで30万円を支払いました。

しかし、それからも仕事で使う車にいたずらをされたり、
自転車のタイヤが壊されたりなどの嫌がらせは続きました。
大雅さんはちょっとした物音でも起きてしまい、眠れなくなり、
うつ病と診断され、病院に通うように・・・。

ユミさんに家族のことも確実に知られていると確信していた大雅さんは、
この状況を一人で抱えきれなくなり、両親に相談しました。

犯人が分かっているのに、証拠不十分でとりあってもらえない?

両親と相談して、今までされた嫌がらせの被害届を出しましたが、
過去の話だったことも含め、警察からは証拠不十分と言われてしまいました。

そして大雅さんと両親は、探偵に女性の所在調査と、
嫌がらせの証拠を取るために監視カメラの取り付けも依頼することにしました。

調査の結果、女性の所在も分かり、
監視カメラで女性が家の周りをウロウロしている姿を撮ることが出来ました。
大雅さんは、この証拠を持って警察にもう一度被害届を出しに行くそうです。
大雅さんのちょっとした「出来心」が招いてしまった今回の事件。
大雅さんは夜も眠れずすっかり憔悴してしまいましたが、これも身から出た錆・・・。
相手が好みの女性だったら浮気をしていた可能性もぬぐい切れません。
何も知らずに心配している妻と子どものためにも、この問題をしっかりと解決して、
今まで以上に、家族を大切にしていってほしいですね。

(2018.02.26)

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