シラを切り通し逆切れする隣人
鳩の糞に困り果てた小早川さんは、
隣人に「鳩に餌をやるのを控えてほしい」旨を相談に行きました。
すると、隣人は
「鳩に餌なんてあげていない。言いがかりだ」
とひどく憤慨して怒ったのです。
さらに
「うちは鳩で迷惑もしていない。
今までもいた野鳥を気にするなんて神経質すぎるのではないか?」
と言ってきたのです。
確かに小早川さんは、隣人が鳩の餌をまいている現場を見たことはありませんでした。
しかし場所的にも隣人が餌をやっていることは明らか。
どうやら深夜から早朝にかけて鳩の餌をまいているようでした。
保健所からも一度注意をしてもらいましたが、
自分は餌をやっていないと言い張っているそうでした。
子供から監視カメラをつけることを勧められましたが、
それで隣人を逆なでしてしまう可能性を考えると、
小早川さんは実行に移すことができなかったと言います。
隣人が餌をやっている姿を見た結果・・・
そして、探偵に迷惑行為の証拠をとってもらうことを決意し、
調査を依頼しました。
鳩に餌をやっているのは毎日だったので、
深夜に張り込みをしたところ、すぐに証拠をとることができました。
調査結果を見た小早川さんは
「もう少し、隣人と話をしてみる」と言っていました。
そして、自分の家で出来る鳥よけの対策をやってみようとも言っていました。
奥さんのいる頃はよい関係性を築いていただけに、
隣人は「さみしさから鳩に餌をあげてしまっているのではないか?」と思ったそうです。
事を荒立てたくない、優しい小早川さんの気持ちもわかりますが、
鳩の糞は衛生的にもよくないもの。
終の棲家となるその家で小早川さんが安心して暮らすためにも、
本当は鳩の餌やり行為を辞めさせる手立てが見つかるといいのですが・・・。
(2018.03.15)