居座る元夫に女の影
健太さんに女性の影を感じ始めたことで、
「これ以上一緒には暮らせない、早く出て行ってほしい」と伝えました。
しかし、
「同棲カップルだって結婚をしていないけど一緒に住んでいる。
別れても別々に暮らさないといけないという法律はない。家が決まるまで待ってほしい」と
理解できない言い訳をしてきて、話になりません。
もともと健太さんの不倫が原因で離婚することになってしまったのにもかかわらず、
子どもたちと同じ屋根の下で同居し続け、既に離婚しているので不倫にはならないとはいえ、
他に女性を作る健太さんの行動を、亜美さんは許すことができませんでした。
とはいえ、何か言ってもすぐに「あー言えばこう言う」状態で
話にならない健太さん……。
女性の影も見え隠れはしていたものの、うまく隠していて
決定的な証拠をみつけることが出来ません。
問い詰めたところで「勘違い」と言って丸め込もうとすることが
目に見えていました。
そこで亜美さんは「確実な状況証拠をつかんで健太さんに出て行ってもらおう」と考え、
探偵に健太さんの行動調査を依頼することに。
調査の結果、健太さんが女性とホテルに出入りしている証拠を
しっかりととることができました。
自分の立場を理解させた元妻
そして亜美さんは、健太さんにその証拠をつきつけて同居はもうできないと言い放ち、
「子どもたちのためにも早急に出て行ってもらう約束」と、
「今までの生活費として今回かかった調査費用を払ってもらう約束」の
公正証書を作成したそうです。
本気になった亜美さんに健太さんはなすすべなく、
すごすごと家を出て行ったそうです。
もちろん、慰謝料、養育費、今までの生活費の分割支払い分についても、
全て弁護士を通して書類を作成済。
さらに、逃げられないようにする手もあらかじめ打ってあるそうです。
のらりくらりと亜美さんに甘え続けてきた健太さん。
離婚後も子どもたちといつでも会え、元妻にお世話になりながら
よそに女性を作って自由にするなんて虫のいい話が、まかり通るわけがありません。
しっかりと、現実を受け止めてほしいですね。
(2018.04.12)