真実は闇の中……お金をだまし盗った男と盗られた男 その他のトラブル
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こんにちは。らむねです。
お金のトラブルの多くは「盗った方(借りたほう)」と「盗られたほう(貸したほう)」がいます。
金額の大小にかかわらずお金を貸した側、だまし盗られた側は
いつまでもそのことを覚えていますよね。
しかし、うまく嘘をついて相手を信用させてお金を「とる」人は後を絶ちません……。
今回はそんなお金のトラブルに関するお話です。

真実は闇の中……お金をだまし盗った男と盗られた男

及川寛治さん(37歳)は、東京で祖父の代から続く町工場を経営しています。
経営は決して楽ではありませんでしたが、
工場を大きく成長させていくために、日々奮闘していました。

寛治さんが伊藤さんと知り合ったのは4か月前の事。
知人に紹介されたことがきっかけでした。
伊藤さんは車で2時間程度の地方都市で町工場を経営しており、
打ち合わせや取引先との会食のために、月に何日か東京に来ているとのことでした。
年齢が近く、同じように代々続く町工場を経営している伊藤さんと寛治さんはすぐに意気投合。
工場を大きくしたいという夢を語り合ったり、町工場の現状を愚痴りあったりできる仲間として、
伊藤さんの東京出張の度に寛治さんと2人で飲みに行くようになりました。

寛治さんの町工場に転機が!

そしてその頃、寛治さんがずっと提案していた仕事が決まりました。
伊藤さんにもずっと相談に乗ってもらっていた案件だったので、
話が決まったとき、伊藤さんは自分の事のように喜んでくれました。
そして、それをきっかけに寛治さんの工場は人手が足りなくなるほど忙しくなっていきました。

一方伊藤さんにもその頃、あるいい話が舞い込んできていました。
しかし、その話を受ける条件として、最新型の機材を導入する必要がありました。
伊藤さんは悩んでいましたが、寛治さんは「チャンスはものにしたほうがいい」とアドバイス。
伊藤さんは最新の機械を導入することを決めました。

しかしそれが、全てのトラブルの始まりでした。

(2018.06.11)

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