養育費の未払いを過去にさかのぼって請求したい! 逃げた元夫をつかまえる方法 その他のトラブル
  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE

子どもたちのために養育費を回収したい

娘の看護学校受験に関しては、将来指定の病院で働くことで返済するシステムの奨学金を使う予定でした。

しかし、息子の進学したい高校は寮に入ることが必要で、
寮費と野球部でかかる費用などを含めると、年間100万円以上はかかるようでした。

璃子さんは子供たちが、「将来自立して母を支えたい」と自分の事を想ってくれていることを知っていました。
そして、その夢を叶えるために子供たちは本当に良く頑張ってきました。
頑張ってきたことを無駄にさせたくない。
悩みに悩んだ結果、璃子さんは元夫から未払いの養育費をなんとかして回収することを決めました。

まずは弁護士の先生に無料相談に行き、事情を説明。
璃子さんがきちんと子どもたちのためにお金を回収できるようにと、
いい先生を紹介してもらえることになりました。

元夫の実家は分かっていたため、そこからの聞き込みと当時の仕事先からの情報で、元夫を探し出すことが出来ました。

離婚時に養育費に関する取り決めをきちんとしていたため、
書類をそろえて、元夫に養育費の未払い分の請求と、今後の養育費の支払いを要求。
元夫は「何を今更、こっちは再婚もしているんだから無理だ」と言っていましたが、
離婚した当時に親からの勧めで離婚に関する公正証書を作ってあったので、
裁判を起こし、支払われていなかった分を取り戻すことに。
さらには、今後も養育費をもらえるように弁護士の先生に手続きをしてもらいました。
璃子さんは、子どもたちの学費を心配せずに、
進学させてあげることが出来るようになったと胸を撫で下ろしていました。

養育費は子どもの持つ権利です。支払わなくなって行方をくらましても、その権利は消えません。
子どものために、きちんと回収が出来てよかったですね。

(2018.06.28)

  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE
人気記事ランキング
注目タグ
Twitter
Facebook