婚約までした相手が「冷却期間がほしい」と言ってきたとき、その真相を確かめるには? その他のトラブル
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冷却期間を欲しがる婚約者

そろそろ結婚式場を決める為、日程の相談をしている時の事。
隆太さんが突然
「出会ってから今まで、ちょっと忙しすぎた。疲れてしまって冷静な判断が出来ないから、
申し訳ないけど、少し、冷却期間をくれない?」と言ってきました。

文歌さんは、待ちに待った結婚に向けて動く事に何の疲れも感じていなく、
隆太さんの気持ちは理解出来ませんでした。
しかし、ここで反対意見を言って隆太さんと揉める事は避けたいと思い、
「分かった。どのくらいかな?」と聞きました。
しかし隆太さんは、はっきりとした期間は答えず、
「こっちからまた連絡するから」とだけしか言いませんでした。

それから1カ月、隆太さんから連絡が来る事はありませんでした。
文歌さんは時々「仕事忙しい?」など結婚とは関係のない当たり障りのない連絡を
入れていましたが、それに対して返事は一言返ってくる程度。
いよいよ様子が心配になった文歌さんは隆太さんに電話をしてみることに。
すると、隆太さんは「冷却期間中に電話なんかしてきて、どういうつもり?」と怒ったのです。

明らかに態度がおかしい婚約者

急な態度の変化と音信不通気味の隆太さんの行動に違和感を感じた文歌さんは、
探偵に行動調査を依頼しました。

調査の結果、隆太さんは元妻と交際していた事が分かりました。
離婚をしてから、婚活中も隆太さんは、何度も元妻にアプローチをしていたようで、
今回、隆太さんが結婚を決めた事がきっかけで、2人は急接近したようでした。

文歌さんはその結果を見て、あまりにもひどすぎると嘆き、どうしていいかわからない様子でした。
両親は怒りに震え、「婚約破棄として然るべき対処をする」と言っていました。

隆太さんからしてみれば、元妻とよりを戻したいとずっと願っていた事。
「雨降って地固まる」状態で復縁出来たと喜んでいるようですが、
お互いの両親を巻き込み、婚約まで済ませているこの状況は
そんな簡単に片づけられる話ではありませんよね。
文歌さんがやっとつかみかけた幸せな結婚を、あっさりと裏切った代償は計り知れません。
隆太さんにはしっかりと償って欲しいですね。
そして文歌さんは、今度こそいいパートナーに出会えるといいですね。

(2019.01.29)

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