別れのタイミングで彼女の妊娠が発覚

再度別れを告げられた利沙さんは、「先日、妊娠している事が判った」と伝えてきました。
良一さんは、自分達には結婚という未来はないので、子どもは諦めてほしいと熱心に利沙さんに伝えました。
しかし、利沙さんは「子どもを諦めて欲しいなら、別れないでそのまま付き合って。
もしも別れるって言うなら、私は子どもを産むから認知して」と……。

このままでは、別れて子どもを認知するのか、
このまま交際を続けて子どもを諦めて貰うかの２択になってしまう……
良一さんは悩みましたが、一つだけ納得のいかない事がありました。
それは良一さんには、子どもが出来るような心当たりがなかったのです。
とは言え、絶対とは言い切れず、利沙さんに「子どもが出来た証拠を見せて欲しい。
見せて貰わないと決められないし、一緒に病院にも行きたい。」と伝えました。
すると、利沙さんは「妊娠検査薬も病院で貰ったエコー写真も親に見つかるといけないので捨ててしまった。
産むという事は別れるという事だから病院へは来て欲しく無い」と言うのです。

納得いかないまま、迫られる決断

どうしても納得がいかない良一さんは、徐々に利沙さんが“本当は出来ていない”子どもを盾に
別れないようにしているのではないか？と思うように。
確かめようにもそれ以来、利沙さんとは
「つわりでバイトを休んでいる」「微熱が続いていてつらい」「調子が悪くて毎週通院している」
等の理由から、思うように会う事が出来ず、決断を迫られるだけの日々が過ぎていくのでした。
誰にも相談できない良一さんは、真実を知る為に
利沙さんの行動調査を探偵に依頼しました。

調査の結果、バイトを休んでいるはずの利沙さんは、アルバイトに出掛けていました。
さらに毎週通院しているはずの病院へも行っている様子は全く無く
更に、調査中に女友達と会い、お酒を飲んでいる所も証拠として押さえる事が出来、
良一さんに伝えている事と、実際の生活が違う事から、妊娠している可能性は低い事が分かりました。

この報告書を見て良一さんは、子どもの事には触れず別れを告げ、
利沙さんの主張は聞き入れないと言っていました。
それでもまだ納得しないようなら、この報告書を見せて戦うそうです。

妊娠をしたと嘘をついて相手を繋ぎ止めようとするなんて、女性として卑劣な行為です。
良一さんにとって報告書が、真実の助け舟となって良かったですね。

(2019.02.21)