2世帯同居のプライベートはどう守る?嫁が勝つための最終手段! 家族のトラブル
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部屋に違和感。誰か入っている?

さくらさんは、昼間誰もいないはずの部屋に誰かが入っているような違和感を感じていました。
クローゼットの中や下着を入れてあるチェストが触られているような気がしてならなかったのです。

将太さんに相談し、部屋に鍵を付けてほしいと言ってみましたが
「そんなはずはないし、家族なんだから鍵を付けるなんておかしい。
何も無くなってないなら、気のせいじゃないか?」
と取り合ってくれませんでした。

足の悪いお母さんが、さくらさんたちの寝室がある2階に上がってくることは考えられず、
お父さんなのではないか?と疑いの気持ちは膨らむばかりでしたが、
もしかしたら、将太さんの言うように気のせいかもしれない。
と自分に言い聞かせ気にしないようにしていました。

真実を目撃してから信じてもらうまで

しかしある日、さくらさんが体調不良で会社を早退して家に帰ったとき、
お父さんが自分たちの部屋から出てくるのを見てしまったと言います。

さくらさんに見られたことを、お父さんは気付いていないようでしたが、
確かに部屋から出てくるのを見たさくらさんは、次の日出勤するときに、
うすいテープをクローゼットや下着の入っているチェストに挟んで出かけたそうです。

そして帰宅後テープを確認すると、そのテープはすべて床に落ちていました。

さくらさんはその証拠写真を撮り、再び将太さんに相談したと言います。
しかし将太さんは「何も取られていないのに、部屋に入ったくらいで騒ぐのはおかしい。
母も調子が悪いのだから余計な心配事を増やさないでほしい」と最初は取り合ってくれませんでした。

しかし違和感は続き、どうしても不安で仕方がないのなら
何もないことを知って安心するためにも探偵に調査を依頼しようと将太さんが言ってくれ、
部屋に隠しカメラを設置してもらうことになりました。

その結果・・・

お父さんは部屋に入り、クローゼットを開けてさくらさんの服を見たり
チェストの下着を広げて見たりしていることが判明しました。

そしてさくらさんは、その映像を将太さんに見せて、
「このままではここで暮らすことはできない。お母さんには言いたくないので、
将太さんからお父さんにこの話をしてもらいたい。
そしてこのままここで暮らすなら、部屋に鍵をかけてほしい」と懇願したそうです。

自分の父親の信じられない姿を見て将太さんは最初ショックを受けているようでしたが、
それはだんだんと怒りに代わり、すぐに引っ越すことを決断してくれたと言います。

さくらさんは、「本来同居はしたくないけれど、お母さんのことが心配な気持ちもわかるので、
いずれ同居をしなければならないなら、早く完全分離の2世帯に建て直してほしい」
と言っていました・・・。

今は夫婦だけの生活でも、将来起こりうるかもしれない同居問題。
なるべくトラブルやストレスなく同居生活が送れるといいですね。

(2017.12.13)

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