兄弟の失態はどこまでカバーする? ダメ兄が親の財産を全て使い果たしそうになった時 家族のトラブル
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こんにちは。らむねです。
世の中にはいろいろな兄弟がいます。
双子のように似ている兄弟や、全く性格が真逆の兄弟、友達のような関係の兄弟・・・。
それぞれ、どんな兄弟でも血がつながっていることに変わりはありません。
今回は全く逆のタイプの兄弟のお話です。

兄弟の失態はどこまでカバーする? ダメ兄が親の財産を全て使い果たしそうになった時

井坂義則さん(41歳)は兄・正則(44歳)と2人兄弟。
3年前、父が他界した時に2つあった会社をそれぞれ受け継いで、
今はお互い経営者として働いています。
現在、兄弟の仲は決して悪くはありませんが、昔から兄は少しだらしないところがあり、
10年前には義則さんが貯めていた貯金200万円を勝手に使い込んだこともありました。
その直後は絶縁状態になっていましたが、
父が他界したことをきっかけに、
これからは兄弟で力を合わせて母をサポートしていこうと、
仲直りをしたばかりでした。

兄弟で力を合わせていくはずが


兄は義則さんと絶縁状態だった5年前に子どもができて結婚していました。
結婚のお祝いが出来ていなかったことをずっと気にしていた義則さんは、
口にこそ出しませんでしたが「使い込んだお金のことは水に流してもいい」と思っていました。

父から譲り受けた会社は、お互いが関連会社として重要なポジションだったために、
この3年は兄弟で飲みに行く機会や接待の席を一緒に設けることも多々ありました。
父から引き継いだ会社と従業員のためにコツコツと事業を拡大しようとしている義則さんと、
一攫千金を狙うタイプの兄とでは、しばしば意見がぶつかることもありましたが、
兄は兄で社長としてうまく会社を回しているようでした。
その証拠に、ここ1年、兄は大変羽振りがよさそうでした。

しかし、義則さんは母から兄について
「会社のお金をつかいこんでいるのではないか」という相談を受けます。
その真相は?

(2018.04.13)

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