こんにちは。らむねです。
世の中には子どもが大学を卒業してからも仕事に就かないことで
悩んでいる人もいますが、
逆に、自分の子どもは働きすぎなんじゃないかと心配し悩んでいる人もいます。
仕事を一生懸命頑張っていることはとてもいいことです。
しかし、もし、お給料が法外に少なかったり、
勤務形態が明らかに異常なものだったら・・・
家族は心配になりますよね。
今回は、そんなちょっとおかしな仕事場で働く息子のお話です。

やりがいのある仕事？それとも洗脳？
頑張る息子の職場に不安を感じたら？

岡本和香さん（54歳）の息子・丈史さん（25歳）は、
昔から一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプ。
大学生の頃は、授業そっちのけで農業のボランティアにハマったこともありました。
それでも、丈史さんはきちんと就職活動もして
希望していた大手企業の内定を獲得していたので、
和香さんが心配することはそれほどありませんでした。

しかし、年末にさし迫った頃、丈史さんから突然「内定先を辞退した」
と聞かされました。
せっかく希望していた大手企業への就職が決まっていたのに、
なぜ内定を辞退したのかを聞いたところ
「自分が本当にやるべき仕事を見つけた」と言うのです。

大手企業を辞退してまで見つけたやりたい仕事とは

それは「学生たちの就職をサポートできる仕事」とのことでした。
和香さんは、内定が決まっていた会社のほうが
将来的にも安心だと夫と二人で説得しましたが、丈史さんの意思は固く、
「すでに辞退してしまっているし、自分で決めたことだから大丈夫」
と聞く耳を持とうとしてくれませんでした。

息子の突然の進路変更に驚き不安も感じましたが、
もともと人の役に立つことが好きな丈史さんのその決断を応援してあげるのも親だと思い、
丈史さんの決断を信じ、応援することにしました。
しかし、その決断は間違っていたと、後に和香さん夫婦は思い知らされるのです。

大手企業を辞退して就職したその会社はどんなところ？

(2018.05.11)