知らなかったのは自分だけ? 息子の婚約者が新興宗教の信者と知ったとき親はどうする? 家族のトラブル
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家に行って気が付いたこと

彼女の実家に顔合わせに行った努さん家族。
勝也さんはすでに彼女の家には行ったことがあったようで、ご両親ともよい関係のようでした。
彼女のご両親は娘さん同様、感じの良い方々で、顔合わせは終始穏やかに滞りなく終了しました。

しかし努さんにはひとつ気になったことがありました。
それは彼女の家の壁に貼ってあった新興宗教を思わせるポスターです。
そして、家の中にもいくつかそれに関する気になる点がありました。

顔合わせの帰り道、努さんが勝也さんにそのことを訪ねると、勝也さんは
「そうだよ?彼女はその宗教の信者だよ。
俺は違うけど、それは問題ないって話になっているから」
と言うのです。

熱心な新興宗教の信者家族

聞いてみると、彼女の両親は熱心な信者のようでした。
そして彼女と彼女の両親は、勝也さんが信者でないことを知っているようでした。

新興宗教の信者である彼女と勝也さんとの結婚に急に不安になってしまった努さん。
何かを信仰するのは素晴らしい事だと努さんも思っています。
しかし、結婚は一生を左右します。どういう状況なのかを知っておきたいと思った努さんは
探偵に結婚調査を依頼することに。

調査の結果、彼女の家はその新興宗教に熱心な一家で、お父さんはその地区でも有名な方のようでした。
努さんは、勝也さんが納得している事なら最終的には親が口を出すべきではないと思っていますが、
そのことが原因で夫婦げんかになる可能性がある事や、
子どもの宗教問題を考えると、どう判断すべきか大変悩ましいと言っていました。

結婚調査でときどきある宗教の問題。
信仰の自由とは言え、夫婦がバラバラな宗教を信仰することを心配する親の気持ちも
わからなくはありません。

(2018.06.06)

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