こんにちは。らむねです。
今まで一緒に暮らしていた家族が離れ離れになる理由は、様々。
家族の希望で別々に暮らしている場合もありますが、
仕事などのやむを得ない理由で仕方なくという人もいますよね。
今回は、そんなやむを得ない理由で離ればなれに暮らすことになった家族のお話です。
親子なんだからいつかは分かり合える? 家から追い出された娘が親に抱いた感情とは
上山栄子さん(65歳)は結婚後、公団住宅に入居。
以来、約40年の間ずっとこの公団住宅で
1人娘の美嘉さん(36歳)と、親子3人で暮らしてきました。
しかし、当時は新しかった公団住宅も居住年数と共に経年劣化……
5年前に建て替えることが決まりました。
建て替え前は、親子3人で生活していましたが、
建て替え工事の間は一時的に部屋の一部が使えなくなるため、
これを機に、美嘉さんに「独り立ち」をしてもらうことに……。
当時31歳だった美嘉さんは転職をしたばかりで、
社会人スクールにも通っていたため「もう少し実家に居させてほしい」と懇願していましたが、
状況が状況だったため、「美嘉ももういい年なんだから……」と、
半ば追い出すように、家から出してしまいました。
家を無理やり追い出されたと感じた娘
美嘉さんは、出ていくときに「こんなにお願いしているのにひどい」と言い残し、
それ以来一切連絡してくることはありませんでした。
栄子さんにとってもこの結果は不本意でしたが、3人では住むことができず、
自分たちが引っ越す選択肢もない以上、美嘉さんに独り立ちしてもらうしかなく、
(親子ならいつかは分かり合えるはず)だとその時は思うしかありませんでした。
娘を追い出す形になってしまった母……その後の親子関係は?
(2018.07.24)