専業主婦が抱えた闇……入念に計画をされていた家出から発覚したこととは? 家族のトラブル
  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE

家出には衝動的に家を飛び出してしまうケースと、入念に計画・準備をして家を出るケースがあります。
もしあなたの家族が知らぬ間に家出の準備を整え、ある日突然いなくなってしまったら、どのように探すのが最善の方法だと思いますか?

専業主婦が抱えた闇……入念に計画をされていた家出から発覚したこととは

夫:亮(39歳)
妻:久美子(37歳)
子ども:3人(10歳、8歳、7歳)

今回お話をしてくれた亮さんは、専業主婦の妻と3人の子どもたちのために一生懸命働いてきました。
しかし、妻がまさかの失踪。そこに隠されていた「主婦の家出の真実」とは……。


私たちには3人の子どもがいます。下の2人は年子で手がかかったため、私は妻がパートに出なくてもいいように会社員として精一杯働いてきました。年に1回は家族旅行もしていましたし、夫婦円満で経済的にも問題なく暮らしていたと思います。

妻に「パートに出たい」と相談されたのは、一番下の子が小学校に入学するタイミングでした。
私は(久美子は家計のことを心配しているのかもしれない)と思い

「まだまだ子どもにも手がかかるし、小学生のうちは母親が家にいたほうがいいんじゃない?」

と答え、妻もそれに納得……それ以来パートをしたいと言うことはなくなりました。


私は家事・育児を専業主婦の妻に任せていました。家事や育児について口を出すようなことはせず、相談をされれば一緒に考え、頼まれれば仕事帰りに買い物をして帰ることもありました。
私は妻のことを専業主婦として尊重していましたし、妻からもそのことについて文句を言われたこともなく夫婦円満に生活していたと思います。


専業主婦だから……

専業主婦の妻は子どもが幼稚園に通っているときから、役員をよく任されていました。子どもが全員小学校に入学してからも毎年PTAの役員や、町内会の当番を任され妻はそれについて「専業主婦だって忙しいのに」とよく愚痴をこぼしていました。


私は(確かに専業主婦だからって久美子ばかりが担当するのはおかしい)と思ってはいましたが、妻には「働いている人に比べたら時間が自由なんだから、子どものためだと思って頑張って」と励ましていました。

実際、PTAや町内会の当番は忙しそうではありましたが、時々「ママ友とご飯会」と言って出かけることも増え、私の目からは「楽しそうにやっている」ようにも映っていました。

(2018.08.03)

  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE
人気記事ランキング
注目タグ
Twitter
Facebook