定年後の夢を追いかけたい……仕事人間だった夫の老後の応援の仕方について 家族のトラブル
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こんにちは。らむねです。
「家出」には、突発的にしてしまうパターンと
用意周到に準備をするパターンがあります。
突発的な場合は、お金や身の回りの物を持っていない事が多いので、
遠方には行けず近所にいる可能性が高いのですが、
前もって準備をしていた場合は遠方へ行く等、計画を立てている事が多い為、
探し出す難易度が高くなることも。
今回は、準備をして家出をした人のお話です。

定年後の夢を追いかけたい……仕事人間だった夫の老後の応援の仕方について

高崎幸史さん(65歳)は若い頃、上場企業でバリバリ働く企業戦士でした。

大学卒業後に入社した会社にプライドを持ち、定年まで働いてきました。
定年後はグループ会社への継続勤務も進められましたが、
幸史さんは昔からやってみたいと思っていた「喫茶店のマスター」に心機一転チャレンジする事に。
運よく喫茶店の居抜き物件が見つかり、退職金を使って夢の喫茶店をオープンしました。

退職後の夢をかなえた夫

幸史さんの喫茶店は、「マスターが選ぶこだわりの豆とその淹れ方」がウリの店。
妻の侑加さん(59歳)と夫婦で切り盛りしていました。
オープン1年目は地元の情報誌に取り上げられて、
新規のお客さんも多く来てくれました。爆発的な人気店とはいきませんでしたが、
幸史さんは「続けていけばそれでいい」と、常連さんを大切にする経営スタイルで、
真面目にコツコツ営業していました。
しかし、オープンから2年半が経った時、近隣にコーヒーショップのチェーン店が出現。
幸史さんは「うちのライバルはチェーン店じゃない」と強気でしたが、
価格が安く電源となるコンセントも自由に使えるその店に、徐々に常連さんも奪われていき、
経営は厳しい状況に。
何としても店を続けていきたいと頑張ってきましたが3年目の冬、遂に閉店することになりました。

定年後の夢が叶わなかったその後…仕事しかしてこなかった夫はどうなる?

(2019.01.10)

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