こんにちは。らむねです。
「合わせる顔がない」という言葉がありますが、誰かに対してそう感じたことはありますか?
自分では失敗や後悔の念から相手に対し「合わせる顔がない」と思っていても
相手の方は「たいして気にしてはいなかった」となんてことも。
今回は、そんな気持ちのすれ違いを起こしてしまった親子のお話です。
バイトと学校の両立はどこまでできる? 無理をした結果が招いた最悪のしわ寄せ
三浦玲実さん(55歳)の息子・雅由さん(26歳)は、現在医療系の専門学校の4年生。
もともと雅由さんは理系大学の中でも偏差値の高い国立大学に通っていました。
大手企業への就職も夢ではない大学へ通いながらも、
雅由さんはどうしても「医療に携わる仕事がしたい」という気持ちが大きくなり
大学を辞めて専門学校へ行き直したいと考えるように。
しかし、両親の「今の大学をきちんと卒業して欲しい」という説得に負けて、大学は辞めずに専門学校を受験することにしたのでした。
雅由さんの父はサラリーマンの一般家庭、パートをしている母・玲実さんは「節約」が口癖で、決して裕福な家庭ではありませんでした。
2人の弟の進学を控えていることを考えると、雅由さんの専門学校の出費は「予想外」なことのはず……
雅由さんは「奨学金でも、学生ローンでも自分で組んで払う」と両親に申し出ましたが、
両親は「専門学校へ行くことがあなたのやりたいことなら、大丈夫よ」と、こころよく学費を支払ってくれました。
バイトをできる限りいれるように
雅由さんは専門学校へ行かせてもらっていることに対して、感謝する気持ちと同時に
申し訳ない気持ちを持っていました。
雅由さんは生活費だけでも自分でを稼ごうと、バイトを入れられるだけ入れていましたが、
実習期間に入るとバイトどころではない生活に……
学校のある日はバイトには行けなくなっていました。
しかし専門学校の友人たちがバイトを辞めていく中、雅由さんは「休日だけでも」と、
短期のバイトを入れ続けていたのです。
両親からは、「無理してバイトしなくても大丈夫だから、学校の勉強に打ち込みなさい」と
言われてはいましたが、
それでも雅由さんは無理をしながら短期のバイトを入れた生活をする日々……。
少しでも両親に負担をかけないで自分の夢を叶えたいと、半ば躍起になっていました。
学校とバイトの両立……無理をし続けた結果どうなる?
(2019.03.19)