忙しいから深夜しか会わない関係はあり?なし?
やみくもに出会いを求めても仕方ないと、
参加条件の決まっている結婚パーティに積極的に参加した奈央さん。
2回目の参加でなんと、条件も見た目も理想の人に出会うことができました。
仕事をバリバリこなすタイプの彼を一目で気に入った奈央さんは
2回目のデートで結婚を前提に付き合うことを承諾。
お互い仕事が忙しいからと、会うのはいつも夜の10時以降から朝方まで。
出勤前には一度家に帰ることができるように解散をしていました。
そんなお付き合いが1か月ほど続いたある日、奈央さんは彼にある提案をします。
「いつも会うのは夜中ばかりだから、そろそろ休日デートをしたい」
すると彼は、
「急に休日出勤になるかもしれないから予定が見えない」
と答え、その話はなしになってしまいました。
それでも彼の夢のような仕事の展望や今の年収、
過去の経歴を聞いていると、奈央さんは(やっぱりこの人しかいない)
と夜中しか会えないのも仕方がないと思えたそう。
婚約したから、資産は2人のものだよね?ってあり?なし?
あるデートの約束の日、彼から奈央さんに連絡がきます。
「仕事でお世話になっている人の会社の株を買うことになった。
急遽お金が必要だから40万円貸してほしい」と。
結婚もしていないのに、お金の貸し借りをすることに
抵抗があった奈央さんはきっぱりと断ったそうです。
すると・・・
「婚約者として、紹介もしたい。結婚したら2人の資産になるものだし、
結婚するのだから、断らないよね?」
と彼は言ったそう。
「お金は貸したくないけれど、結婚はしたい」
奈央さんはその日のデートの時間までにお金を用意し、彼に渡しました。
そして、その次のデートの時もまた彼から当日連絡があり
「接待に来ているが、お金が20万円足りない。どうしても抜けられないから持ってきてほしい。」
と場所を指示され、その日はお金だけ渡して解散になってしまったと言います。
その後、彼とは音信不通に。
結婚を餌に騙されていたと知った奈央さんは、
彼を突き止めようとしますが、もらっていた名刺も偽物。
お金を貸すときに、彼が信用してほしいと渡してきた免許証のコピーも
顔写真が黒くつぶれてしまっていて、本人と確認できるものではありませんでした。
すぐに結婚詐欺だと気が付いた奈央さんは、
警察に届け出て、一刻も早く彼を見つけ出したいと探偵に人探しを依頼。
今は、はらわたが煮えくり返る思いだと言います。
いい出会いもたくさんある婚活の場、
相手の本質を見抜くのも婚活テクニックなのかもしれませんね。
(2017.10.27)