再び発覚する夫の浮気。その時妻は？

浮気相手とは会わないと念書を書いたにも関わらず、
行動や態度が一向に変わらない輝夫さんに由香子さんはしびれを切らしていました。

そして、再び携帯をチェック・・・

すると、なんと浮気相手との関係はまだ続行中。
しかも以前よりも親密さが増しているようでした。

由香子さんは相手の連絡先を控え、連絡をしてみることにしました。
そして相手の女性と会い
「もう会わないと約束してくれるなら、訴えたりはしない」と約束し、
浮気相手にも、もう二度と会わない旨の念書を書いてもらいました。

それから1年。
浮気をされ続けていたことを忘れた日はありませんでしたが、
輝夫さんとの夫婦生活の修復のため、
由香子さんは日々努力をしていました。

修復の努力中に起きた変化

そんな矢先、輝夫さんにガンが見つかり手術をすることに・・・。
由香子さんは、入院の準備を進め、輝夫さんを心配していました。
しかし、ガンが見つかってから輝夫さんの態度は急変、
「これからはもう我慢をせずに生活したい。俺に関わらないでほしい。」
と言ってきたたのです。
この時初めて由香子さんは、輝夫さんと浮気相手との関係が
今でも続いている事を知りました。

見放されたのは誰？

そして、入院を目前にして輝夫さんは家を出て行ってしまいました。
入院予定日の当日になっても輝夫さんからの連絡はなく、
浮気相手と一緒にいることが容易に予測できました。

由香子さんの中で何かが壊れていくのを感じ、
心から「もう、こんな生活やめたい」と、思いました。

由香子さんは輝夫さんとの離婚を決意。
有利に離婚を進めるために、探偵に浮気調査を依頼しました。
浮気の証拠はあっさりと取ることができました。
不倫相手が妻さながらに献身的に毎日お見舞いに来ている姿や、
退院時に迎えに来たところ、そして一緒に家に帰っていくところ、
全ての証拠を取ることが出来ました。

これらの証拠をもとに由香子さんは良い条件で離婚を進め、
相手からも慰謝料を取るつもりだと言っていました。
由香子さんに離婚されたら、病気で独り身になってしまう輝夫さん。
そして彼女は慰謝料を払うことになり、
ガンの進行具合や手術の結果によっては
働けなくなるかもしれない輝夫さんの看病をし続けることになります。

2人が後悔するのは目に見えていますが、気が付いた時にはもう手遅れ・・・。
由香子さんを裏切り続けた結末ですね。

(2018.03.07)