不倫の末の結婚・・・家も子供も持てない夫婦の理想と現実 男と女のトラブル
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みんなと違うことが不幸?

結婚している友人の多くは当たり前のように子供を持ち、
2人目の妊娠・出産や子供の入学に合わせてのマイホーム購入など、
周りのみんなが幸せそうに見えました。

一方、愛理さんは光喜さんが子供を作ることに積極的ではないことや、
月々の養育費のためにマイホームはおろか貯金もままならないことに
不満を持ち始めていました。

「みんな子供を作り、家を買ったりして幸せそう。私も幸せになりたい」
愛理さんは自分の描く幸せな家族の形を光喜さんに伝えましたが、
光喜さんは乗り気ではなく
「うちは今のままでも充分幸せだろう。こうなることも予測して結婚したんじゃないのか?」
と全く聞く耳をもってもらえませんでした。
いつの間にか2人の会話も減り、イライラと喧嘩が絶え無くなっていました。
そしてセックスレスな状態に。

売り言葉に買い言葉で離婚に同意

ある日、また些細なことから口論になったときのこと。
「あなたには子供がいるからいいかもしれないけど、私にはいない。これもストレスだ」
と言う愛理さんに対して、光喜さんは
「そんなに子供が欲しいならば、
離婚して子供を作ることに積極的な相手を見つけたほうがいいんじゃないか」
と言ってきたのです。今の生活に疲れてきた愛理さんは、
「そうだね。離婚をしたほうがいい」と
売り言葉に買い言葉で離婚に賛成してしまいました。

そして、その日のうちに光喜さんは荷物をまとめて家を出て行ってしまいました。
しばらくして、光喜さんからアパートを借りたという連絡をもらい、
愛理さんは自分たちが「別居」したことを実感しました。

不倫をした人は同じことを繰り返してしまうのか?

それから1か月後、記入済の離婚届けが送られてきました。
愛理さんは実際に離婚をするにあたり3か月は準備期間がほしいと申し出ましたが、
「会社の手続きもあるし、早く終わらせたい」と離婚をせかされてしまいました。

少しでも有利な条件で離婚をしたいと思っていた愛理さんは、
離婚をせかす光喜さんの浮気を疑いました。

「もともと浮気が原因で離婚をしている人だから繰り返しているかも」

こう思った愛理さんは、どうにか証拠をつかもうと思い、
探偵に浮気調査を依頼することにしました。
しかし、2週間かけて光喜さんの浮気調査をしても、
光喜さんに怪しい行動は一切見られませんでした。

愛理さんは、一度は離婚に同意してしまったものの、
このまま判を押して離婚届けを出すことに納得がいっていないと言っていました。
愛理さんが思う幸せな家族の形が、「夫婦仲良く」になれば、
もしかしたら再構築も可能かもしれません。
結論を出す前にもう一度よく考えて最終ジャッジをしてほしいですね。

(2018.03.12)

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