結果、セックスレスに
啓二さんと美代さんは結婚1年半でセックスレスに。
それ以降はボディタッチも減り、今ではベッドも別々になりました。
美代さんは、ダイエットに励み、化粧や服装も意識し、できる限りの努力を
していましたが、啓二さんの反応が変わることはありませんでした。
それどころか、美代さんが休日にヨガや脱毛に出かける日は
必ずと言っていいほど啓二さんも外出の予定を入れて、
美代さんが帰宅してからの時間も一緒に過ごすことができなくなってしまいました。
セックスレスの本当の原因が発覚
これでは本末転倒と思い、休日の習い事は辞めようと美代さんが悩んでいた矢先、
家のポストに啓二さん宛にある郵便物が届きます。
その郵便物は旅行会社からのもの。
ところが、美代さんには啓二さんと旅行に行く予定はありませんでした。
不審に思った美代さんがその封書を開封してみると、そこに入っていたのは予約確認の紙。
レンタカー付の温泉旅行を男女二人で予約していました。
予定のない旅行、家には車があるにもかかわらずレンタカーを予約…
美代さんはそれまで啓二さんの浮気を「少し怪しい」と思ったことはありましたが、
前回の離婚で「浮気は懲りた」と言っていたことや決定的な証拠がなかったことで、
まさか旅行に行くほど関係が進んでいる不倫相手がいるとは思ってもみませんでした。
セックスレスで悩み、努力をしていた美代さんは、
その原因も不倫していたからかもしれないと思いました。
啓二さんにも相手の女性にも猛烈な怒りを覚えた美代さんは、
絶対二人を別れさせたいと思い、まずは証拠をとるため探偵に浮気調査を依頼しました。
不倫現場の証拠を徹底的に
旅行の郵便物を啓二さんに渡すことはしませんでしたが、
旅行に行くと思われる日に啓二さんから出張が入ったと言われても、
「何も知らぬふり」で対応。
その日を含め、前後で二人の動きを徹底的に調べることにしました。
すると、二人は会社の先輩後輩の関係で、仕事が終わった後も頻繁に密会していることが分かりました。
さらに、旅行中はまるで新婚の夫婦のような仲の良さ。
浮気をしている証拠は十分すぎるほどにとれました。
美代さんは、まずは不倫相手の女性に証拠を見せて、慰謝料の請求をすると言います。
そして、別れなければ会社に報告する旨を2人に伝えるそうです。
もちろん、同僚同士で不倫してことを会社に報告されたらただでは済まされないでしょう。
美代さんは、啓二さんとは別れるつもりはないそうです。
美代さんをセックスレスで悩ませ、さらには不倫までしていた啓二さん。
しっかりと反省してほしいですね。
(2018.04.17)