離婚後の自分を守るために、夫に嘘をついて離婚準備を整えた最悪妻 男と女のトラブル
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留年した妻がもう1年学校に通う条件

勝久さんは、さゆりさんに看護師になることを諦め、
もっと家族との時間を大切にしてほしいと思っていましたが、
「せっかくここまで頑張ってきたのだから、どうしても看護師の資格を取りたい。諦めたくない。」
と言うさゆりさんの熱意に負け、休日は出来る限り家族と過ごせるようにしてほしいと条件を出し、
もう1年間だけさゆりさんが看護学校へ通うことを応援することにしました。

しかし、いざ5年目の学生生活がはじまってみると、
さゆりさんは以前よりも生活が乱れるようになり、
週末になると子どもが寝ている時間にバタバタと酔っぱらって帰ってくるように。

勝久さんは、「こんな生活が続くなら、学校を辞めるか家を出ていくか、どうにかしてくれ」と何度も注意をし、
さゆりさんはそのたびに「分かった。これからはちゃんとする。」と返事をしていましたが、
さゆりさんが気持ちを改めてくれることは少しもありませんでした。

そうこうしているうちにあっと言う間に1年は過ぎ、
さゆりさんは国家試験に合格。無事に、卒業・就職先も決まりました。

妻の合格を心から喜ぶ夫へのひどい仕打ち

学生生活中は大変でしたが、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、
勝久さんは、さゆりさんの合格を心から喜びました。

さゆりさんは、就職してからも歓送迎会や残業で帰りが遅くなることはありましたが、
以前に比べれば生活は安定。
子どもとの時間もとれるようになっていました。

しかし、ある日、勝久さんはさゆりさんから突然「離婚」してほしいと告げられます。
突然の申し出に、訳が分からず理由を聞くと
「学校の勉強などで大変な時に全く協力もしてくれず、これから夫婦として過ごしてく自身が無くなった。」
と言うではありませんか。
夜中に酔っぱらって帰ってきた日や、休みの日もだらだらと過ごしていた時に
さゆりさんのことを怒ったことはありましたが、
この5年間、家事や子どもの面倒は勝久さんのほうがしてきたはずです。
出来る限りの協力はしてきたつもりの勝久さんはその理由には全く納得できませんでした。

経済力を手に入れ、躊躇なく家を出た妻

勝久さんは離婚を拒否しましたが、「養育費さえもらえれば慰謝料はいらないから」とだけ言い残し、
まるで住む家のめどをつけていたかのように、子どもを連れ、勝手に家を出て行ってしまいました。

勝久さんは、慰謝料は必要無いから今すぐにでも離婚したいと切り出してきたさゆりさんに、
なにか裏があるのではと思い、さゆりさんの様子を探ることに…

数日後、子どもから勝久さんに電話がかかってきました。
それとなくさゆりさん様子や、どんな生活を送っているのかを聞いてみると
「ご飯屋さんのお兄ちゃんが時々家に遊びに来ているよ」と教えてくれました。
勝久さんはその「ご飯屋さんのお兄ちゃん」は、さゆりさんが看護学生の頃によく飲みに行っていた
「仲の良い店員さんがいる行きつけの店」の男では?と、すぐにピンときました。
これまでの行動や、突然の離婚の申し出だったことから、さゆりさんの浮気を確信。
その男がいつも店の定休日に、さゆりさんの家に来ていることを突き止め、
探偵に浮気調査を依頼しました。

セフレに本気になった妻

調査の結果、さゆりさんはその男と不倫関係にあることが分かりました。
しかもその男はさゆりさんよりも6歳年下で、
さゆりさん以外にも彼女がいることが分かりました。

報告書を見せてさゆりさんに事情を聞くと2人が知り合ったのは6年前で、
さゆりさんから誘ったそうです。
その誘いに対し男は「セフレとしてなら会ってもいい」と言い、さゆりさんはそれを承諾。
セフレとしての関係がスタートしたそうです。
そしてさゆりさんはその男のことを本気で好きになり、勝久さんと離婚をすることを決意。
かといってその男と正式に付き合えるという確約があったわけではないので、
生活をしていくために看護師の資格を取ってから離婚をしようと考えたとのことでした。

勝久さんは、別れる代わりに親権を自分に渡すことと
子どもの養育費と、慰謝料を払うことをさゆりさんに約束させたそうです。
そして相手の男にも慰謝料を請求したそうですが……セフレだったその男は、
すぐにさゆりさんとの縁を切り、仕事も辞めて音信不通になってしまったそうです。

自分が離婚したいからと、家族に協力させて学校に通い、準備を進めたさゆりさん。
その行為は、とても許されるものではありません。
唯一残った看護師の資格で、慰謝料を支払いながら自分の生活を立て直していってほしいですね。

(2018.05.14)

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