証拠はあるのに、開き直っている夫

康文さんから送られてきた写真を、浮気の証拠になると確信したかおりさんはすぐに保存し、
逆に「この写真はなんですか？」と今送られてきた写真を添付し送り返しました。

康文さんから返信はありませんでしたが、
既読になっているので確実にかおりさんからの返信を読んだはず。
ところが、その日は酔って帰って来て、なにもなかったかのようにすぐに寝てしまいました。

次の日も、その写真についてかおりさんは問い詰めましたが、
康文さんは「酔っていたから覚えてない！」の一点張りでした。
それでもしつこく追及すると浮気をしていると認めたものの
「それで？どうする？別れるか？」と謝罪などは何もなく、
開き直っているようでした。

どうせ別れられない！？　妻の逆襲

確かに、この年で離婚してもこの後の生活はどうしたらいいのか・・・
だからと言って、別れるわけないと思われながら浮気を黙認することは出来ない・・・
どうにか浮気をやめさせたいと思ったかおりさんは、康文さんの浮気相手のことを知りたいと思い、
探偵に浮気調査を依頼することに。

調査の結果、康文さんは50代の女性と不倫関係になっていることが分かりました。
しかも相手の女性にも夫がいて、その夫と康文さんは顔見知りだったのです。

幻滅したかおりさんは、女性の夫に全てを打ち明けるか、
不倫を辞めて別れるのかを2人に選んでもらうことにしました。
女性は自分の夫にバレることを拒否し
慰謝料をかおりさんに支払ったそうです。
さらにかおりさんは弁護士にも相談をし共有財産を手に入れ、
慰謝料ももらって離婚することになったそうです。

この真実を聞いた子どもたちは、
「何かあったら一緒に暮らそう」と言ってくれているそうです。

長年連れ添った妻をないがしろにした結果、
康文さんの老後はさみしいものになるかもしれませんが、
それは自業自得ですね。

(2018.06.05)