別れると約束したのに……W不倫を辞められなかった2人の終着点 男と女のトラブル
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一緒に暮らしたがる不倫夫

不倫が発覚してから、健司さんは頻繁に家に帰ってくるようになりました。
夫の両親の家を引き払い、また一緒に住みたいとも言われていましたが、
健司さんの身なりの様子などから留美さんは健司さんがまだ不倫を続けていると
直感的に感じていました。

しかし、それを健司さんに聞いても、何もないと言うのは分かりきっていたので、
あえて何も聞かずに、留美さんも気が付かないふりをしていました。
健司さんの両親の家を売り、健司さんの希望通りまた一緒に暮らす準備を進めていました。
しかし、留美さんにはある計画があったのです。

以前2人に書いてもらった誓約書には、再び2人で会っているのが分かったら、
不貞の有無には関係なく誓約書に書いてある慰謝料の全額を不倫相手が支払うこと、
さらに健司さんのすべての財産を留美さんに渡して離婚するという約束をしていました。
留美さんは、次に裏切られたら、これを遂行しようと思っていたのです。

そして、誓約書通りに……

「そろそろ決着をつける」と決めた留美さんは、
再度探偵に2人が今も会っているかどうかの調査を依頼。
健司さんと不倫相手は別々にホテルに入るなど、周りを警戒しながら密会をしている証拠を
おさえることができました。

留美さんは、調査結果を見て「やっぱり」という思いしかなかったそうです。
そして報告書と誓約書をたてに、留美さんは「離婚」の選択をすることに。
もちろん子どもたちにも報告し健司さんは家族から三下り半を突きつけられました。
不倫相手には誓約書に記載された慰謝料の全額400万円を請求。
不倫相手の夫にも真実を知られ、不倫相手は離婚をされたそうです。
そして、健司さんは無一文の状態にもかかわらず、不倫相手の夫から慰謝料の請求をされたとか。

留美さんは、今まで住んでいた家を売り、
子どもの家の近くに小さなマンションを購入しました。
健司さんと不倫相手が今、どうしているのかなど全く考える事もなく、幸せに暮らしているそうです。
夫に不倫で裏切られて辛い思いをしてきた分
これからの人生は平穏で幸せな日々を送ってほしいですね。

(2018.06.13)

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