バリバリ働く共働き夫婦。すれ違いの生活になるのは本当に妻の責任? 男と女のトラブル
  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE

努力する妻と変わらない夫

まみさんは、突然の離婚話に驚きましたが、冷静に
「私もすれ違いの生活はよくないと思っていたから、
もう少し仕事を減らしたいと思ってた」
と博之さんに伝えました。
子どものことは切り出すことが出来ませんでしたが、
「自分も努力するので離婚は考え直してほしい」ということを伝えました。

しかし、博之さんの帰りは22時や23時になることが多く、
ご飯も食べずに寝てしまうことも……。
それについてまみさんが、「もう少し早く帰ってきてほしい」とお願いをすると
「君は知らなかったかもしれないけど、今までずっとこの生活を続けてきた」
と言われてしまい、それ以上は何も言うことができませんでした。

離婚したい本当の理由は他にある?

離婚したいと言われてから4か月後の結婚記念日の日にも
「やっぱり気持ちは戻らない」と伝えられ、心を痛めていたまみさんでしたが、
一部始終を相談していた親友から
「博之さん、本当に仕事で遅いの?怪しくない?女はいないの?」と言われ、
まみさんは(もしかして……)と博之さんの浮気を疑うようになりました。

それまでは、自分がちゃんとしていないせいだと、意識が内側にばかり向き、
博之さんの顔色をうかがいながら生活してきたまみさんでしたが、その親友の一言から一転して
博之さんの行動で怪しいところはないかどうかをチェックすることに。
すると、博之さんのSNSに頻繁に出てくる女性がいることに気が付きました。
そして、カバンの中に女性にもらったと思われるマスコットが入っているのを発見しました。

(自分の浮気を棚に上げて、私に責任があるような理由で離婚を要求されているのでは?)
そう思い始めたまみさんは、悲しみが怒りに変わり、
「絶対に浮気を突き止めてやる」と決意。探偵に浮気調査を依頼しました。

調査の結果、まみさんが思った通り、
博之さんはそのSNSに頻繁に出てくる女性と不倫関係にありました。
しかも、博之さんは毎日残業で帰りが遅かったわけではなく、
毎日その女性の家に寄り、ご飯を食べて帰って来ていたのでした。
しかもその女性は職場の後輩。社内不倫をしていたのです。

まみさんは、その結果を見て(やっぱり)という思いと同時に
(許せない)という怒りでいっぱいになったそうです
弁護士を通じて、社会的制裁と慰謝料請求の両方をすると言っていました。

自分の不倫をかくして、離婚を請求するのは不倫男によくある手口ですが、
多くの場合その嘘は見破られます。
嘘で固めても、意味がないといういい例ですね。

(2018.07.18)

  • facebook
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE
人気記事ランキング
注目タグ
Twitter
Facebook