多額のお金を不倫相手に渡す！？

邦洋さんがその女性に相談されていたお金は、なんと500万円。
それに対して邦洋さんは
「今、すぐに用意できるお金は350万円しかない。ごめんね」
と答え、その直後、すぐに会いに行ってお金を渡してしまっていたのです。

恵美子さんはそんな大金……と、
すぐに邦洋さんとの話し合いの場を設けました。
話を聞くと、邦洋さんは、その女性の純粋で頑張っている姿に心を打たれ、
応援してあげたい気持ちで、自分の意思でお金を渡した。と……。

その女性は3か月に1回のペースで自国に帰り、それ以外は、
日本で働いて家族に仕送りをしているとのこと。
家族が人に騙されて作ってしまった借金に追われて困っているとのことでした。
そして、恋愛関係になった邦洋さんにその相談を持ち掛けたというのです。

恵美子さんは
「あなたがしていることは不倫なのよ、私は相手に慰謝料を請求する権利があります。
でも、相手に慰謝料を請求されたくなければ金輪際、店には行かない、
相手には会わないと約束をしてください。そうすれば今回のことは水に流します。」
と邦洋さんに伝えました。
邦洋さんは相手に慰謝料を請求するという言葉に大変驚いたようで、
もう会わないから相手に迷惑をかけるのだけはやめてくれ。
と一筆書き、約束をしてくれました。

終わっていなかった不倫が発覚

しかしそれから1年後、邦洋さんの兄弟の奥さんから、
「夫が内密に600万円の借金の保証人になってほしいと相談されています。
でも、その理由がちょっとはっきりと分からなくて。
恵美子さんの耳に入れておいたほうがいいと思いました」との連絡が。
恵美子さんは、「確認するので、少し時間を頂けますか？」と伝え、
邦洋さんを問い詰めたところ、まだその女性とつながっていることが発覚。
恵美子さんは愕然としました。
またお金を貸すことは避けたいと思った美恵子さんは
その女性について調べることを決意。探偵に浮気調査を依頼しました。

調査の結果、その女性には病気の夫と2人の子どもがいることが分かりました。
昼はデリバリーヘルス、夜はスナックで働いていて、
邦洋さん以外にも定期的に会ってホテルにまで行く男性が何人もいました。

恵美子さんはこの報告書を邦洋さんに見せたそうです。
邦洋さんは、「困っているのは本当だった」と言い、自分が騙されていたことは認めませんでした。
その後、邦洋さんの兄弟の奥さんから、
「借金をしなくてもよくなったと邦洋さんから連絡があり、保証人の話はなくなりました」
との報告をうけ、この不倫がやっと終わったのだと確信できたそうです。
恵美子さんは、自分は離婚をする意思がないことを伝え、
相手には何も言わない代わりに、邦洋さんの携帯電話を変え、しばらくはお小遣いもなしにしたそうです。

邦洋さんは大変ショックを受けていたようですが、
それは恵美子さんが気にすることではありません。
今は分からないかもしれませんが、
邦洋さんは「騙されていた」ことに気付かせてくれたことに感謝して、
恵美子さんを裏切り、不倫をしてしまったことをしっかりと反省してほしいですね。

(2018.09.12)