妻の友人を大切にした夫が受けた仕打ち……。 優しい夫の逆襲 男と女のトラブル
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状況がわからなくなった途端不安に

真弓さんが、外に飲みに行くペースも、家に友人を呼ぶペースも
特に変化はありませんでしたが、
3か月程前から、一つだけ変わったことがありました。
それは、真弓さんが遊びに行った日のSNSをアップしなくなったことです。
それまでは真弓さんがどこで何をしているかなど、
気にしたことがなかった大喜さんでしたが、
それは真弓さんが遊んでいるときの様子をSNSにアップしていたからでした。

なぜアップしなくなったのか、そのことを真弓さんに聞くことが出来ず
大喜さんは、どんどん真弓さんの行動が気になり始めました。
しかも、大喜さんが実家に泊まってくると言って家に帰らない日は、
真弓さんの友人が家に泊まっていたと最近聞かされたのです。

さらに、あまりお酒に強くない真弓さんが飲みに行って明け方になるなんてことは
今まで一度もありませんでした。
しかし、ここ最近「友達と朝まで飲んでた」と言って、
朝方、子どもたちの起きる前に帰ってくることが増えました。
大喜さんが「どこで飲んでたの?」と聞いても、
「新宿の飲み屋」など、はっきりとは答えず、
どこで誰と飲んでいたのかを詳しく聞く前に真弓さんは会話を切り上げてしまうように。

そして、変わっていく妻

大喜さんは、真弓さんの行動を怪しく思い、真弓さんのラインをチェックしようとしたところ、
ラインのアプリ自体に、以前はかけていなかったロックがかけられていたのです。
しかし、通話履歴から真弓さんが家を空けた日に必ず連絡している男性を発見。
大喜さんは、真弓さんにその男性が誰かを問いただしました。
すると真弓さんは、
「古い友達だよ。友達のことを疑うなんて、自分にやましいことがあるからなんじゃないの?」と反論してきて
それ以上、話になりませんでした。

それからも、
友人とでかけて朝帰りや、大喜さんの不在時に友人を家に泊める真弓さんの行動は変わらず、
さらには子どもがいるときにもその友人は一人で家に来るように……。
大喜さんは、真弓さんが浮気をしているのではないかと疑っていましたが、
直接真弓さんに聞くこともできず、探偵に浮気調査を依頼することにしました。

調査の結果、真弓さんが最近頻繁に遊んでいる友人は「特定の男性」で、
不貞関係にあることも分かりました。
しかも、その男性も既婚者。去年結婚したばかりでした。

大喜さんはこの結果を受けて、
「真弓がW不倫をしていたなんて嫌悪感しかない。もう離婚しかない。」と言っていました。
これから親権や養育費、そして慰謝料について、
探偵事務所で紹介してもらった弁護士事務所に相談に行くそうです。

離婚となれば、慰謝料の問題で真弓さんの不倫相手の家庭にも修羅場が訪れます。
4人もの子どもの母親でありながら、不倫をしていた真弓さん……。
取り返しがつかないことをしてしまったと気が付いても後の祭りです。
就職すらしたことがない真弓さんが、本当に1人になったとき、
事の重大さが身に染みてわかるかもしれませんね。

(2018.10.19)

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