パブの女性に入れ込んでいる夫 一方的な熱烈片思いは不貞にはならない? 男と女のトラブル
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店の子に片思いをしている夫

お店の子にいれこむ健大さんに、和子さんの心情は面白くありませんでしたが、
長年の夫婦関係で、何を言っても無駄だとわかっていたので、
特に何かを言う事もなく我慢していました。

しかし半年ほど前、突然健大さんが
「リンがオーバーステイで急に韓国に帰っちゃったから
ちょっと、店長と一緒にリンを迎えに行ってくる」と、言い出したのです。
反対してしても行く事は分かっていたので止める事はしませんでした。
また、店の子には全く相手にされず2泊3日の短期滞在でガッカリして帰ってきたこともわかっていたので、
この件に関して和子さんは放置していました。
しかし、3か月前に「リンが帰ってきた!」と言って、また嬉しそうに韓国パブに通い始めるようになったのです。
さらにはカードの支払い明細に、宝石店や高級ブランド店での使用履歴が増え、
その女性に貢物をしていることは明らかでした。

彼女との関係を問い詰めると……

ことあるごとにリンさんの事を口にする健大さんに、和子さんの堪忍袋の緒はとうとう限界に。
「ちょっとリンさんに入れ込みすぎじゃない? リンさんとはどういう関係なの?
一体全体、月にいくら使っているのか分かってるの?」と健大さんを問い詰めました。
すると健大さんは「お店の子として会っているだけだし、
若いのに日本で頑張っているから助けてあげたいと思っているだけじゃないか。
お前に金で迷惑かけてないだろう!うるさいな!」と逆に怒り出す始末……。
全く話になりませんでした。

いくら不貞行為はないと言われても、完全に彼女にほれ込んでいる夫を見て心穏やかではありません。
しかも、かなりの金額を使っている事も明らか・・・。
今後、不貞に発展しないとも言い切れないと思った和子さんは
探偵に健大さんの素行調査を依頼しました。
調査の結果、健大さんはほぼ毎日彼女と同伴をし、帰りは一緒に店を出て、
タクシー代以上の現金を渡していました。店では、リンさんと自分の関係を「純愛」だと言っていて、
毎月かなりの額を使っていることも分かりました。

この結果を見て、
和子さんは「浮気ではないと言っても、ほかの女性に夢中になっていることには変わりない」と、
今後どうしていくかを考えたいと言っていました。

確かに民法的には浮気とみなされる「不貞行為」は行われてはいませんでしたが、
「不貞行為」がなければ、何をしてもいいわけではありません。
今回の健大さんの行動は「不貞」に当てはまらなくとも
「婚姻関係を破綻させた」として、賠償責任が伴う行為。立派な離婚理由になりえるのです。
健大さんにはこの事実をしっかりと受け止めてもらい、
大切な子どもと離れ離れになる事がないよう、自分の行動を改め直してほしいですね。

(2018.10.31)

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