夫が20年以上不倫関係を続けてきた女は、想像もしなかった●●だった!  男と女のトラブル
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もう繰り返したくない

咲稀さんは、高次さんの「別れる」という言葉を信じていませんでした。
(これだけ上手くやってきた人だから、まだ不倫相手との関係は続いているはず……)
今までと同じ繰り返しはしたくない、不倫相手を知って別れさせたいと思った咲稀さんは、
探偵に浮気調査を依頼することにしました。

調査の結果、衝撃の事実が分かりました。
高次さんの不倫相手は、2人の結婚式に出席していた咲稀さんの学生時代の友人だったのです。
30代前半で離婚をした彼女は、2人の子どもを抱えるシングルマザーで、
忙しく仕事をしている為、同窓会に顔を出す事はありませんでした。
なので、咲稀さんと彼女はこれまで会う事はありませんでしたが、年賀状のやり取りは続けていて、
近状報告とお互いの家族の写真を送り合う仲でした。

さらなる衝撃の事実

更にもう一つ判明した事がありました。
探偵の費用を支払うために銀行に行ったところ、老後の為にと貯めていたお金が、
ほとんど残っていなかったのです。
順調にいけば1000万円位になっているはずの貯金が、数回に渡り引き出されていたのです。

咲稀さんは、彼女の子供の進学やマンションを購入した年と、
貯金が引き出されたタイミングが一致していたのでお金は不倫相手に渡しているに違いないと、
すぐに確信したと言います。
そして、咲稀さんの「相手と別れさせたい」という気持ちは一気に消え去り、
「慰謝料をもらって離婚をしたい」という気持ちに変わりました。
咲稀さんは、出来る限りの事をして2人に慰謝料を請求して、離婚をすると言っていました。

別れたと嘘をついて不倫を続け、挙句の果てには夫婦の老後資金にまで手を付けて、
不倫相手に渡していた高次さん。
咲稀さんへ対する裏切りは許されるものではありません。
きっちり慰謝料を支払って、責任を取って欲しいものです。
そしてこれから新しい第一歩を踏み出す咲稀さんには、高次さんの不倫の悩みから解消されて、
子どもや孫に囲まれた幸せな人生を歩んで欲しいですね。

(2019.01.25)

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