こんにちは。らむねです。
自分の子どものDNA鑑定をしようと考えるのは、圧倒的に男性が多いようです。
女性は自分が出産するので確実に「自分の子ども」だとわかりますが、
妻の妊娠に不安な要素がある男性は「もしかしたら……」と考えることがあるようです。
今回は、そんな「自分の子どもではないかもしれない」という不安から発展したお話です。
子どもは誰の子ども!? 妻の浮気を怪しんだら……DNA鑑定をする前にできること
大木高広さん(37歳)は、妻・百合絵さん(28歳)との間に2人の子どもがいます。
交際1年で子どもができた2人は妊娠を機に入籍。
親しい友人だけで簡単な結婚パーティをしましたが、
百合絵さんが望むような結婚式や新婚旅行は出来ないまま、すぐに結婚生活に突入しました。
妊娠から新婚生活が始まり、出産とライフイベントが立て続けにあり、
2人の人生はそれまでとは一変しました。
しかし、「子ども」の存在は何者にも代え難い程に可愛く、高広さんは「育休を取りたい」と、
本気で考えるくらいに、子どもを可愛がりました。
しかし、夫婦の仲は思うようにはいきませんでした。
百合絵さんは「子どものため」であれば一緒にいることが出来ましたが、
子ども以外の話や子どもを介さない外出をすると、
決まってイライラするようになったのです。
高広さんは、何が原因でこんな関係になってしまったのか分かりませんでしたが、
自分が子育てや家事をあまり手伝えていないことで、
百合絵さんはストレスを溜めてしまっていると思い、
何を言われても言い返さず、ただただ「ごめんね」と謝り、
百合絵さんの機嫌が直るのを待つようにしていました。
妻のやりたいことを優先に
百合絵さんは、家事や子育てをきちんとこなす他にも、
妊婦検診で仲良くなったママ友との付き合いもそつなくこなし、
ママ友が集まるランチ会に出掛けることも多々ありました。
高広さんは「自分との外出よりも、友人との外出が多い」ことに寂しさを感じていましたが、
それについて百合絵さんに何か言うわけでもなく、快く送り出すようにしていました。
それは友人と会った日の百合絵さんが、どこか機嫌がいいように感じることも、
「快く」送り出している理由のひとつでした。
子どもで繋がっているだけの夫婦が、今後仲睦まじくなることはある? 2人のこれからは……。
(2019.05.20)