友人が見た、ホテルに入っていく妻は本人?
ある日、翔さんは友人から「大切な話がある」と呼び出され、
「理恵さんらしき人が、ホテルに入っていくのを見かけた」と言われたといいます。
友人は酒屋を営んでいて、飲食店やホテルへ配達をしています。
いつも同じ時間に同じ場所に車を止めて配達をし、
車の中で伝票を整理しながら一服をして次の配達に向かうそうですが、
その時に3回ほど理恵さんをホテル周辺で見かけ、
そのうちの一度は、ホテルに入っていく姿を見たというのです。
その友人から「理恵さんは、デリヘルで働いている可能性があるのでは?」と言われた翔さん。
そんなはずはないと、数日間一人で悩んでいたそうです。
しかし、いてもたってもいられなくなった翔さんは、
理恵さんがパートにでかける日にホテルを見張ることに。
しかし、その日ホテルに理恵さんが現れることはありませんでした。
地元にあるホテルは2軒。
もしかしたら、もう1軒のホテルに行っているのかもしれないという疑いと、
友人の見間違いだったのでは?という願いのような気持ちが入り乱れ、
翔さんは家にまっすぐ帰らずに深夜まで飲んで帰るように。
仕事にも支障が出始めたころ、両親からも注意され、
このままではどうにもならないと探偵に理恵さんの行動調査を依頼しました。
デリヘルで働く妻、その理由は?
調査の結果、理恵さんはデリヘルで働いていました。
しかし、派手にお金を使っている様子も誰かにお金を渡している様子もありませんでした。
その後、何度か行動調査を繰り返し行いましたが、
デリヘルで働いていること以外は、怪しい部分はなかったと言います。
借金などもなく、デリヘルで働いている意味が全く理解できない翔さんは、
もう理恵さんを家族として子どもの母として信用できないと離婚を決意したと言います。
しかも、デリヘルで働いているということは
パート代として家に入れているお金以上にもらっているはず。
そのお金がどこにあるのかも謎だと翔さんは言っていました。
性交渉が行われない風俗店の場合は、不貞としての離婚理由にはなりませんが、
事情もなく夫に内緒で風俗店で働いていた場合は
「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚を要求されるケースが多いようです。
そこまでして、まじめな理恵さんが風俗で働いていた理由は、いったい何だったのでしょうか・・・。
(2018.01.16)