すべてが筒抜け?隠す妻と探る夫?
盗聴器や盗撮器が仕掛けられていると思った楓さんは、
大切な話や、友達と出かける約束などは、
買い物などに出た際に、外出先から携帯電話で話すようになったと言います。
もちろん、その話を大郎さんに報告することはしてなかったそうです。
しかし、その努力の甲斐も無く、こうしてこっそり話した内容でさえも、
大郎さんに知られていると楓さんは感じていました。
自分の行動や話を知ることにより、
夫が浮気相手と都合よく会っていると疑った楓さんは、
探偵に盗聴・盗撮器発見の調査を依頼しました。
相談の際に、夫の行動調査を同時に行うという話もあったそうですが、
楓さんは「まずは、自分の行動をどうやって知っているのかを突き止めたい」と、
家の中をくまなく調べることになったそう。
すべての行動が線でつながった瞬間
しかし、調査の結果、盗聴器や盗撮器は仕掛けられていませんでした。
そこで、改めて大郎さんの行動調査も行うことに。
しかしながら、この調査でも、楓さんの外出中に女性を連れ込んでいたり、
外出先で女性と会っている様子はありませんでした。
元を正せば、大郎さんの浮気疑惑から信用できなくなってしまったとのことですが、
その浮気も疑惑でしかなく、証拠は無かったといいます。
相手をどこまで信用するのかは難しいところでもありますが、
夫婦として一緒に暮らしていく上で、お互いに疑い続けるよりも
なるべくなら相手を信じて生活したいものですよね。
もしかすれば、大郎さんを疑った末に取っていた
「大切な話は外出先で電話する」などの楓さんの行動も、
大郎さんから見れば、怪しいものだったのかもしれません。
多少、腑に落ちないことはありましたが
楓さんは自分の行動を大郎さんにきちんと伝え、
大郎さんの行動も把握していきたいと言っていました。
長年疑い合い続けて冷え込んでしまった、大郎さんと楓さんの夫婦関係。
これを機に、二人の間の溝が埋まり、
夫婦手を取り合って生きて行けるようになるといいですね。
(2018.02.02)