こんにちは。らむねです。
闇金をテーマにしたマンガやドラマ、映画などは多数あります。
最近ではそのようなハードな闇金業者は減少しているそうですが、
どこからも借りることができなくなった人にお金を貸してくれるのは闇金業者だけではありません。
今回は闇金業者でなくともお金を貸してくれる人とお金を借りた人、そしてその家族のお話です。
連日続くハードな借金の取り立てから姿を消した叔父・・・いったいどこへ?
前田奈江さん(26歳)は現在、兄と母と暮らしています。
2年前までは、叔父の哲郎さん(48歳)も一緒に暮らしていました。
奈江さんが住んでいる家は、奈江さんの母が生まれた実家でした。
祖父母が他界してからは、もともと実家に住んでいた叔父が
そのまま実家を継ぐ形で住んでいましたが、
独身で転職を繰り返す叔父は、税金の支払いを滞らせたり、
家や庭にゴミをため込んだりとだらしなく、
「家を売ってはどうか」という話が親戚から出始めていました。
しかし、奈江さんの母は自分の両親が残してくれた家を売ることに抵抗があったようで、
シングルマザーだった母は奈江さんと兄を連れて実家に帰ることを決意。
母が家賃を払う形での同居が始まりました。
奈江さんが小さい頃は、叔父は職人のような仕事をしてお金を稼いでいるようでした。
晩酌のお酒と一緒に奈江さんたちにお菓子を買ってきてくれる、
優しくておしゃべりも楽しい叔父のことを奈江さんは大好きだったと言います。
だんだんと働かなくなる叔父
しかし奈江さんが大学にあがる頃から、
叔父は仕事に行かずに家でお酒を飲んでいることが増え、
かと思えば長期で家をあけることも。
ある日、叔父も含め、家族で晩御飯を食べていた時、
突然「叔父の仕事の同僚」だという人が家に押しかけてきて、
「金を返せ」とすごい剣幕で怒鳴り散らしました。
叔父は「家まで来るな!」とその男と一緒にそのまま外に出てしまい、
どこかに行ってしまいました。
そして、奈江さん一家は最悪の事態に巻き込まれることに・・・。
叔父がお金を借りたその男の正体は? 奈江さん一家に起こった最悪の事態とは?
(2018.04.10)